隔離三日目 世界地図は血の跡

相変わらず、保健所からの連絡は無い。保健所はどうでもいいとして、体温の報告は必ず必要なはずだ。神奈川県療養サポートの陽性者専用窓口に電話するが、全く繋がらない。
潔く諦めて電話を切った途端、見知らぬ番号から着信。保健所か!?と思い、電話に出ると、神奈川県療養サポートからの自動音声だった。体温の報告をしてくれ、と。
「体温は37.5度以上ですか?はい、か、いいえ、で答えてください。・・・回答ありがとうございました。それでは失礼します。
ガチャ、ツー、ツー、ツー・・・」
え?体温の報告、LINEじゃなくて、電話なの?自動音声とはいえ、めんどくさいのだけれど。LINEにしてもらえないのだろうか?
再度、神奈川県療養サポート窓口に連絡してみるけれど、繋がるわけがない。仕方ない。

午前中、アマプラで映画「ハロウィンKILLS」を観る。面白かった。単なるスラッシャー映画ではなくて、ブギーマンに対する怒りと恐怖が街中に伝染し、集団心理の暴走によって無関係な人間を死に追いやってしまうのだが、そういう人間の闇を具現化した存在としてブギーマンを描く、というなかなか一筋縄ではいかない映画だった。街そのものが抱える病理と、純粋な悪として街に現れるブギーマン、という対比も良かった。

午後、ポータブルCDプレイヤーでロザリオスのファーストアルバム「世界地図は血の跡」を聴く。サブスク解禁待ってます。
聴きながら寝落ち。起きたら夕方六時過ぎ。また今夜は眠れなくなりそう。

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