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休職381日目 「令和の時代にMr.Bigをオススメされるとは思わなかったぜ」

Mr.Bigのリッチー・コッツェン在籍時のアルバム「Get Over It」と「Actual Size」を改めて聴いているのだけれど、めちゃくちゃ良い。
中学生の頃、悪友にCDを借りて聴いた時は、「ポール・ギルバートがいないMr.Bigなんてヤダ」とか生意気なことをほざいてあまり聴きこまなかったことが悔やまれる。

何というか、当時の俺は、ギタリストは速弾きがすべてと思っていたので、ポール・ギルバートの派手さに比べてリッチー・コッツェンは地味だと感じてしまったのだ。
けれど、改めて聴くと、地味ではなく、メロウでエモーショナルな曲調がめちゃくちゃカッコイイし、エリック・マーティンのボーカルもセクシー&ワイルドで、曲調にマッチしている。ファンにはキレられるかもしれないけれど、ポール・ギルバート在籍時のアルバムより圧倒的に好きになってしまった。

先日、悪友が娘さんと遊びに来た時にその話をしたら、悪友は、「リッチー・コッツェンは良いギタリストだよ。もしかしたら、ポール・ギルバートより良いギタリストかもしれないな」と言った。

更にその日の夜、ODPSのボスにその話をしたら、「その2枚はあんまり印象に無いな」とボスは言った。「なんだかんだでLean Into Itが一番だろ」。
「まぁ、そうなんだけど、改めて聴いてみろって。Get Over ItとActual Sizeの2枚な。マジ良いから。Actual Sizeの1曲目のLost In Americaとか、アルバムのドアタマからこういう曲ってめちゃくちゃシブいなぁって思うぞ、絶対」と俺が早口でまくしたてると、ボスは苦笑した。「まさか令和の時代にMr.Bigをオススメされるとは思わなかったぜ」

そんなわけで、最近、その2枚をよく聴いている。

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