休職285日目　ラビリンス

Spotifyをランダム再生していたら、MONDO GROSSOの「ラビリンス」が流れてきた。
MONDO GROSSOはもともと好きだったけれど、この曲は個人的に別格で、思い出深い。
数年前、会社の新年会でマレーシアに行った時、ずっと聴いていたからだ。聴くたびに、マレーシアのじめじめした空気を思い出す。とにかく蒸し暑かった。
新年会といっても基本的には自由行動なので、俺はスケボー片手にふらふらして滑ってばかりいた。観光には興味がなかったし。
タクシーの運転手と値段交渉して遠くのパークに連れていってもらったり、たまたま道を訊いた姉ちゃんがYouTuberで滑りを撮影されたり、デカイ公園で滑っていたらセキュリティが飛んで来てめちゃくちゃ怒られたり、今となってはなかなか楽しい旅行だった。
ただ、当時は、暑すぎるし、路面が悪いし、天気が急変して雨ばかり降るし、マレーシアなんか2度と行かねぇ、と思っていた。
雨が降ると、ホテルの部屋に引っ込み、日本から持って来た手塚治虫の「ブッダ」を読んで過ごした。
観光客向けのバカでかいショッピングモールの裏には、足がズタズタになった物乞いや、奇声をあげて歩くばあさんがいたりして、夜に歩くとなかなかデンジャーだった。
ここ数年、コロナ絡みで会社の新年会は中止になっている。海外に行けないなら、うちの会社にいる意味はないな（笑）。

現地のスケーターと

FLiPのデッキ

車で25分のはずが1時間くらいかかった

YouTuberの姉ちゃんと

モントキアラスケートパーク

MONDO GROSSOのラビリンスはPVも最高。