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無職42日目 コカイン・ベア

アマプラで映画「コカイン・ベア」を観た。

コカインを食ってハイになったクマに人間が襲われる、というアホみたいな映画なのだけれど、けっこう面白かった。
ちょっとオフビートなギャグと、手足や血が飛び散るゴア描写との緩急の付け方が絶妙だし、終盤では意外とほっこりさせられたりして、俺はかなり好き。
ハイになったクマちゃんはところどころカワイイし、出オチになってないのが良い。
何というか、ネタはB級なんだけど、だからといってテキトーに作っていない、ちゃんとした映画だった。一本筋が通っていて、「こういう映画が観たいんだよ!」と声高に主張したくなったね。

信じられないことに、実話ベースの映画らしく、「おいおい、マジかよ」と思って軽く調べてみたら、1985年アメリカ合衆国ジョージア州でアメリカクロクマが麻薬密売業者の投棄した大量のコカインを摂取し、薬物の過剰摂取で死亡した事件があったようで、それをベースに作られたみたい。ほんと人間ってロクなことしないなぁ、と思った。

何にせよ、面白かったので、オススメ。
個人的には、レンジャーのおばちゃんが救急車から投げ出されて、ああなっちゃうシーンが一番好き。痛そう!

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