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休職309日目 ロメオの心臓

先日のnoteで、ブランキーのアルバムで1番聴いていないのは「ロメオの心臓」だと思う、というようなことを書いた。

軽く調べてみると、「ロメオの心臓」はブランキー史上最もセールスの高いアルバムで、30万枚以上売り上げたらしい。おそらく、ヒットシングル「赤いタンバリン」が収録されてるからだと思う。しかし、それなら尚更なぜ俺はこのアルバムをあまり聴いてこなかったのだろう。よく分からない。
そこで、めちゃくちゃ久しぶりに「ロメオの心臓」をきちんと聴き直してみた。

感想としては、決して悪いアルバムではないよな、と思った。むしろ良いアルバムじゃん、と。「ぼくはヤンキー」や「パイナップルサンド」、「ロメオ」など好きな曲も収録されているし。おそらく、このアルバムを初めて聴いたのは中学生の頃なので、当時は理解できる音楽の幅が狭かったのではないかと思う。打ち込みというか、インダストリアルっぽい曲なんてよく分からなかったし、「うまく説明できないけれど何かブランキーっぽくない」と思ったんじゃないかな。その苦手意識のせいであまり聴いてこなかったんじゃないか、と。まぁ、無理もない。中学生の頃なんてナイン・インチ・ネイルズもレディオヘッドの「キッドA」も聴いたことがなかったし、存在も知らなかった。

というわけで、「ロメオの心臓」はとても良いアルバムなので、今まであまり聴いてこなくてもったいなかった、という結論になった。

ただ、まぁ、中学生の時の俺ってブランキーは大好きだけれど、理解できない曲がけっこうあったんだよね。アルバム「Harlem Jets」収録の「不良の森」も初めて聴いた時はあまり好きではなかったし。とにかく長くてだるいと思っていた(笑)。今では「不良の森」はめちゃくちゃ好きで、あの長さが良いし、徐々に張り詰めていく感じが最高じゃん、と思っているけれど、それに気付いたのは高校生になってからだし。

良い機会なので、ブランキー以外にも「好きなバンドのあまり聴いてこなかったアルバムを聴き直す」というキャンペーンを実施しようかな(笑)。

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