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また

また怪我したの? って思われるのが嫌。 どうして怪我をするのだろう。 怖くて、 動けるはずなのに動けない身体も嫌。 怖さは やってなくすしかない。 みんな何かを抱えてプレーしてる。 それを感じさせない選手になりたい。 凛として堂々と前を向きたい。 現実を認めて 何度転んでも立ち上がる選手になりたい。 そのために 本当のことを言える選手でありたい。 まだ間に合う。 これからがある。 まだできる。 と信じたい。

    • チャンス

      怪我をした。 何度目の怪我だろうか。 怪我をする自分に嫌気がさす。 何度目だろうか。 ダメな選手な気がして恥ずかしくなる。 でも今は違う。 一緒に戦ってくれる人がいる。 1人じゃない。 リハビリの中でも改善点が見つかった。 伸びしろしかないって。 リハビリは元の状態より良くなって復帰するのが絶対条件やからって。 少しくらい素直になって自分と向き合ってみようと思った。 もっともっと上手くなってやる。 凄くなってやる。 高知から代表になってやる。

      • こんなんでこんなんはいかん。

        たった一週間の安静も たった二週間の薬も たったこれだけのことなのに こんなに頑固でストレス感じてたらいかん。 もっとドーンって構えてたい。 どうしてこんなに嫌なんだろう。 考えてみた。 楽しみにしてるから。 みんながしてるのにできんから。 シーズン途中で勝負の時だから。 もっと心に余裕を持って これをいいキッカケにしたい。 自分の身体や動きのクセと向き合って レベルアップしてみせるんだ。 これから上手になって凄くなってやる。

        • バネにする

          やっぱり悔しさはあるけれど それでも次がある限り前を向くべきだと思う。 前を向かせてくれる 支えてくれる人がいるから 次に進む。 病院だ、注射だ、薬だ、湿布だ、安静だ 聞くだけで眉間にシワがよる言葉を 大真面目に約束したからと守る。 向き合ってくれる人がいるから 逃げずに考える。 まだ自分を信じてあげたいから。 一生懸命になれるものはこれしかないから。 もう逃げたくない。 目の前のチャンスを掴むために挑む。 挑戦することに意味がある。 まずは挑める準備を。

          ロック

          まさか自分にこんなことが起きるなんて 思ってもなかった。 だから悔しかった。 勝つべき試合で 途中交代。 悔しかった。悲しかった。驚いた。 どうにもならずベンチに帰って見た 監督の後ろ姿とため息に 涙をそっと飲み込んだ。 どうして今。 どうして私。 もう終わりかな。 再びスタートを切った時に なんとなく引き際を考えていた。 次大きな怪我をしてしまった時。 個人、チームでタイトルを獲った時。 不安、悔しさ、無念さの中に 確かにまだ続けたい気持ちが光っていた。

          なかまの言葉

          誰も何も言ってくれなかった。 悔しかった。 でもそれ以上に寂しくて悲しかった。 取れなかったボールも一生懸命取りに行けなかった。 この空気が良くないことを私は分かっていた。 悔しくて寂しくて悲しくて 言葉が喉に詰まった。 何かを感じてくれたコーチが そこしっかり! と言ってくれた。 いつも通りを装って前向きに返事をした。 次は自分から前向きに ごめん! と声を出して伝えたい。 いつか仲間から しっかり! と言ってもらえるように 頑張りたい。

          なかまの言葉

          罪を背負う

          聞こえてくる食器が割れる音。 何度も何度も響き渡る。 止まらない。 そのうち鋭く光るモノが思い浮かぶ。 必死で腕を握る。 振り払われてもそれでも握る。 父は母が殺したそうだ。 兄は母が狂わせたそうだ。 全て母のせいだそうだ。 同じように。 私が家族を狂わせた。 兄に我慢をさせた。 父を、母を苦しませた。 そう思っている。 兄は行方をくらませ 残された2人は互いの想いをうちに秘め すれ違う日々。 お互いの幸せを思い望むが それがお互いを苦しめている。 罪悪感と共に。

          罪を背負う

          言えなかった日

          今日は産んでくれた人、 育ててくれた人に 感謝の言葉や気持ちを伝える日。 8年振りに一緒に過ごしたのだけれど 結局私は伝えられなかった。 なんて親不孝なんだろう。 素直ないい子だったらまた違ったんだろう。 罪悪感に押しつぶされる。 体調が優れないのだろう。 頭痛や吐き気、動悸がするという。 なんて言葉をかけて どう助けられるだろう。 ありがとう、 だけじゃなく、 大丈夫? さえも言えなくなっている。 独りではどうしようもないから 誰かに話してみようかな。 後

          言えなかった日

          雨。

          雨は嫌いじゃない。 空だって辛い時はある。 いや、何かを頑張ってるのかもしれない。 今日の雨はどんな雨だったんだろう。 人は歳を重ねるにつれ雨を避けるようになる。 でも今日はそんなの考えないでいた。 楽しみにしていたイベントは雨天決行。 長靴と着替えとタオルと。 準備はできた。 幼い頃みたいに バチャバチャと水の真ん中を歩いて 好きなだけ濡れる。 ずっと楽しくて寒くて 気が付いたら人が少なくなっていた。 夢中だったんだろう。 たまにはいい。こんな日も。

          夜中の台所。

          真っ暗い中での流し台の上の灯り。 誰も起こさないように気をつけながら そっと水を流す。 この時間が好きだ。 気付かれないように涙だって流すことができる。 今日の弱い自分を 明日の強い自分に向かって リセットするのだ。 明日を迎えられるかは分からないけれど。 それでも今日は明日に向かって リセットする。 そろそろ明日じゃなくて 数週間、数ヶ月、数年後に向かって リセットしたいものだ。

          夜中の台所。

          今日もまた。

          今日もまた嫌な気持ちで眠る。 一日の後悔を夜のため息に変えているのだろう。 一日を締めくくるため息は三六五日続く。 あの日を境にこれからも続いていくのだろう。 夜のため息。 これからも私を強くする。

          今日もまた。