SLI（ISTp）の基本的な性格とは？性格タイプごとの関係を解説【16タイプ・ソシオニクス・ISTJ・管理者】

こんにちは！
500名以上の心理分析を行う16タイプ恋愛ソシオニクス研究所のれむです。

今回は、ソシオニクスの16タイプの中でも「SLI（ISTp）」タイプについて紹介していきますね！

SLI（ISTp）はMBTIのISTJ（管理者）のタイプになります。

ソシオニクスは人の性格を「8つの心のしくみ」や「自分の心の内側と外側の関わり方」によって16個のタイプに分けています。

SLIタイプの人の性格や特徴、仕事面や恋愛面でどのような傾向にあるのでしょうか？

「自分もSLI（ISTp）だよ」という方も、周りにSLI（ISTp）の人がいる方もSLIについて理解が深まりやすいように、分かりやすく紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください！

SLI（ISTp）の心のしくみ

まずは、SLI（ISTp）について知らない方でも分かりやすいように、簡単にSLI（ISTp）の心のしくみについて解説していきます。

SLI（ISTp）は別名「職人」と呼ばれています。

職人（SLI）は、「理想的な社会の構築や倫理的価値の追求」が得意な心のしくみが似ている者のグループ（デルタ・クアドラ）のメンバーになります。

このデルタグループには、「IEE：相談役」「SLI：職人」「LSE：管理者」「EII：人文学者」の4タイプが所属しています。

このグループはすべての人が持っている8つの心のしくみのうち「Fi」「Te」「Si」「Ne」が同じであるため似た者同士と表現されます。

この性格タイプは、理想的な世界を模索し倫理的な価値を追求することが得意です。

そのため、「社会の不公平を改善し、より良い未来を創造したい」という熱意を持って行動するタイプになります。

また、「意義深い議論をする」ことや「真実と正義を追求する」ことが重要と考え「落ち着いた環境での深い対話」を好みます。

職人は「非常に誠実で」「実用的な判断を重んじる」人柄をしており、他人に対しても親切で協力的に接することができるタイプです。

職人の心のしくみの理解を深めるために、モデルAについて簡単に解説します。

ソシオニクスでは、「その人の心の内側と心の外側との関わり方」や「心のしくみ」がひと目でわかる図で、その人の性格や特徴・人間関係の傾向について説明しています。

その図のことを「モデルA」と呼んでおり「職人のモデルA」は下の図のようになっています。

モデルAでは、1〜2番目を「自我ブロック」3〜4番目を「超自我ブロック」5〜6番目を「超イドブロック」7〜8番目を「イドブロック」と呼び、それぞれ図のような役割をもちます。

そのため職人の場合、心のしくみを簡単にまとめるとこのようになります。

自我:
実用的な価値と効率を追求し、周囲に影響を与えることに長けています。
整った環境で効率的に作業することで、最適な結果を出すのが得意です。

超自我:
効率的な基準を持ち時には自分や他人に対して高い実用的基準を求めすぎることがあります。
理想と現実のギャップに苦しむことが多く、柔軟性に欠ける場合があります。

超イド:
安定した人間関係や評価されることを強く望み実用的なサポートを求めます。
時には他人からの承認や評価が不足していると感じ不安になることがあります。

イド:
効率的な作業や実用的な活動に没頭することができ一人の時間を重視します。
しかし、それが過度になると社会的な疎外感を感じることもあります。

この心のしくみから、以下のことが分かります。

自我の機能によって
「実用的な価値と効率を重んじ、それに基づいた行動を取る」

超自我の機能によって
「自分自身と他人に対して高い実用的基準を求め、それが厳しすぎることがある」

超イド機能によって
「安定した関係や評価されることを深く求め、時に不安を感じる」

イドの機能によって
「効率的な作業に没頭し、時には社会から離れてしまうことがある」

強み：得意なこと

①誰かの役に立つことが得意

（Si：第1機能：内向的感覚）
SLIは第1機能がSiであるため物理的な快適さを追求します。

整った環境を維持し現実的な結果を出すために努力します。

②自身の経験や知識を最大限に活かす

（Te：第2機能：外向的論理）
効率的なアプローチやシステムに興味を持ち実践的な解決策を見つけることが得意です。

幅広い情報や知識を理解しそれを日常生活や仕事に適用する能力が高いです。

③他人をサポートする姿勢

（Si：第1機能：内向的感覚）
他人の快適さやニーズに敏感で助けを求める人に対して真摯に対応します。

人々の環境や生活を改善させ、他人の成長を支援します。

④不測の事態でも柔軟に対応できる

（Te：第2機能：外向的論理）
状況に応じて効率的な解決策を見つけ多様な環境に柔軟に対応します。

未知の状況や複雑な問題に直面しても、冷静に実践的な解決策を見つけることができます。

弱み：苦手なこと

①理想を追い求めすぎる
（Fi：内向的感情）
自分のもつ価値観や理想に強く囚われており、効率性ではなく「こうあるべき」という理想論に基づく行動に偏ることがあります。

実用的な問題解決や効率性を求められる状況に対して、不安を感じることがあります。

②平和主義すぎる
（Fi：内向的感情）
他者との調和を極めて重視し対立することを避けるため自分の意見を抑えがちです。

必要な時に自己主張を行うことが難しく自分の感情や意見を後回しにしてしまうことがあります。

③現実的な問題解決が苦手
（Ne：外向的直感）
広い視野や新しいアイデアに注目しすぎて具体的な実行計画や目の前の現実的な問題の解決策が疎かになることがあります。

理想を立てすぎて計画の実行段階で困難を感じることがあります。

④新しい環境への適応が苦手
（Si：内向的感覚）
既存の価値観や習慣に強く固執し新しい環境や変化に対して抵抗感を持つことがあります。

環境の変化や新しい状況に適応するのが苦手なため自己成長やチャンスを逃すことがあります。

仕事観

SLIは第1機能がSiであるため「実用的で快適な価値を提供する仕事に惹かれる」傾向があります。

また、物理的な快適さや環境に対する深い理解を持っているため、他人のニーズに対応しサポートする能力が高いです。

第2機能がTeであるため、「効率的な視野を持ち、現実的な解決策を見つけること」に喜びを感じます。

このことから、以下の仕事が適職と考えられます。

• プロジェクト管理

• ITシステム開発

• 製造業

• メカニカルエンジニア

• ヘルスケア関連

恋愛面

恋愛面でSLIは「実用的で快適なつながりと理解を重視する」を重点に置きます。

SLIは第1機能がSiであるため、一度交際が始まると快適さを求め相手との安定した結びつきを重視します。

物理的な快適さや環境に敏感であるため、第2機能のTeを通じて効率的なサポートし相手を理解する能力が高いです。

また、SLIは恋愛関係においても非常に誠実で相手が求めている快適さに真摯に向き合い、双方にとって安定した意味のある関係を築くことを目指します。

まとめ

いかがでしたか！
今回は、職人の基本的な性格について紹介しました。

本記事を読んで「私に当てはまるなぁ」と感じた方や「あの人は職人じゃないかな？」と思った方はいませんでしたか？

少しでもソシオニクスに興味を持ってくれた方に、以下のサイトからソシオニクス診断を一度受けてみることをオススメします！

ぜひ、身近な方と一緒に診断してみてください！

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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