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初心者向けセールスフォース・閑話休題②:参照関係と主従関係ってなんだ?

登場人物:わい

色々な関係があると…とある水族館のペンギンの相関図を思いだすが、そこまで複雑じゃないと言い聞かせながら今これを打っています。ちなみに相関図はこちらです。

めっちゃおもしろいので閑話休題に是非!泥沼!!!

参照・主従関係ってなに?

オブジェクトとオブジェクトのつながり、つまり「関係」をあらわすものです。そりゃそうだ。

じゃあ何をどこまで関係してるの! というわけで一つずつひも解いてみましょう!

参照関係ってなに?

オブジェクトはなんでもいいです。自分がわかりやすいもので考えてみてください。

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<例>

ケーキ屋さんに「ショートケーキ」「チーズケーキ」「チョコケーキ」があります。これらはすべて別のお皿に乗って区分けして販売されていますよね。つまり一つ一つがオブジェクトです。

そこに「ろうそく」「プレート」「+果物」などまた別のオブジェクトが存在しています。ケーキ屋さん、オプションも充実してますからね!

さて、これを「ショートケーキ」と紐づけてみましょう。

「ショートケーキ」はどんな買い方をしてもいいと思いませんか? 例えばチョコとセットで買ってもいいし、お誕生日だったらろうそくが欲しいかもしれないですよね。これが「参照」です。

どんな組み合わせもOKで、関係性は弱いのです。例えばショートケーキやっぱやめた! チョコとチーズケーキにしーよう! とかそういうこともできますし、もしショートケーキを買わなかったとしても、例えば何かが割を食ってなくなったり、廃棄されたりすることはありません

んじゃあ主従ってなんだろう? ということになります。

主従関係ってなに?

言葉通りですが、結構強めな束縛を意味します。

ベースにしたものが例えば不要になって消した場合、主従関係を担っていたほうも消えます。なので、この場合は親オブジェクト(主)と子オブジェクト(従)、などと表記したりします。この関係は重複しません。

先ほどの例だと、例えば「ショートケーキ」で例えるなら、親オブジェクトは「スポンジ」で子オブジェクトは「クリーム」とか「イチゴ」とか、切っても切れない関係が主従関係。この主従関係を結んだ場合、スポンジがないとイチゴもクリームもいっしょに消えます。なぜかというとショートケーキ用に作った特別制だからだ!

じゃあ面倒だし全部参照でいいじゃん! ってなるかもしれませんが、結びつきが強い分ちょっとできることが増えるのです。

積み上げ集計項目

例えば、スポンジ1個につき2個のイチゴを載せてたら、最終的に何個使ったか、とかを集計できます。これは、親子関係が原則一通だから、参照関係のようにあっちゃこっちゃと良関係を結ばないからできることです。

じゃあこいつら使ったら何ができるの?

簡単に言うと、紐づけとくと楽なものを紐づけておこうぜ。ってことなので、作らないでよいならそのままでもいいです。

簡単なところだと、例えば住所録などで使うと楽かもしれないですね。

主従関係「親:●●町」「子:●●町の中にある小料理店」とか、「親:飲み合わせが決まってる薬A」「子:薬Aと飲む薬B」とか。

SOQLとか、フローとか、プロセスビルダーなんかで参照先を紐づけて動かしたいときなんかに使います。絶対に出てきちゃうので、ふわっとでも覚えておきましょう!

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