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オタクが絶対に「ツイフェミ」に勝てない理由

眠れないので書きます

 最近、ツイタを開くと週一くらいのペースで「ツイフェミ」(ここでは所謂Twitter上でミサンドリー的な発言をしている過激な方々と本来の女性解放活動を区別するためにこの表記で書きます)絡みの炎上を見る気がします。彼女たちの非難や排斥の対象は往々にしてオタク向けコンテンツに行くことが多く、インターネッツでレスバトルが起きてしまうことは致し方ないことだと思います。(でもこういう発言が出てくること自体、もうインターネットはオタクの居場所とは言えなくなってきましたね。。。)

 彼女たちの発言はインターネッツの常として過激であり、対して「ツイフェミ」に積極的に反駁するインターネットユーザーの皆さんは極めて論理的に振る舞おうとしています。(勿論好きなアニメを否定されたことに感情的になって反駁してるオタクも多いんですけれど、そういうタイプはせいぜいバズってるツイートでしか「ツイフェミ」と関わらないイメージがあります) 

 レスバトルに強いオタク層のことですので、論理としては殆どこちらに正当性があることが多いです。まあ「ツイフェミ」の方々は感情的になって発言している部分もあると思うので。。。しかしですね、最近延々と繰り返されるクレームとレスバトルの応酬を見て、論理で対抗するのって仮に「ツイフェミ」とのこれ以上の諍いを望まないのなら実はあんま効果ないんじゃないの、と思うようになりました。その理由をなんとなーく書きます。

 まず、「ツイフェミ」とレスバトルしがちなインターネットユーザーって「正論」だとか「真理」だとか、理屈っぽく物事を考えるのが好きでロジカルこそ正しさだと思ってる人が多いと思うんですよ。僕も大好きです。そういう人って、アニメや映画を見た時に、「あの映画のストーリーはこうこうこうであって〜、何故なら〜」だとか、政治問題や社会問題について「〇〇であるからこうであるべきだ!」みたいなことを考えがちなんですよね。所謂考察ってやつです。

 インターネットだと(Twitterの特性もあって)結構支持されやすいんですけど、これって全体的に見ると残念ながら少数派のような気がします。じゃあ多数派ってどういう人かっていうと、その場の空気やノリを重視し、共感や感情を大事にする人です。陽キャです。アニメや映画を見れば、「めちゃくちゃ感動した〜」と枝葉末節には拘らず素直に楽しみ、政治問題や社会問題については難しいことは考えないか自分たちに都合が良いことを受け入れいます。(某俳優さんの新党、ニュースサイトのリプ欄とかだと批判も多いけれど結構若者の間では人気なんですよ〜)これについては24時間テレビなんかの反応を見ると極端ですね。世間の人たちは純粋に感動していますが、さてTwitterを見ると障がい者を使ったお涙頂戴だと言われているわけです。自分もつい居間でそのようなことをボヤいたら、母親にめちゃくちゃ嫌味を言われた気がします。

 「ツイフェミ」の方々も、男性より直感や感性が強いと言われている女性であるということも増してか、このタイプの方が多い気がします。彼女たちはその感受性や正義感ゆえか、あるいは実生活でセクハラや痴漢など、男性関連で辛い思いをされたのか、悪く言えば「自分にとって」良い考え方を受け入れているだけなんですね。なので、こちら側の人間から見れば「お気持ちクレーマー」であるのも「自分たちに都合の良いもの(女性向け性的コンテンツなど)には寛容」なのも当然なのです。別にこれは頭や性格が悪いと言いたいわけではなく、至極当然のことです。何かジェンダー関連で苦い思いを感じなければ、政治や社会問題については「難しいこと」と受け止めて考えていないであろうという人々だと思います。「ツイフェミ」として目立っている人はそれが過激な形で出やすい人ってだけで。いや、確証がないわ。断言するのやめとくわ。( syamu)

 まずはそこらへんを認識しないと一生レスバトルは平行線になると考えています。論理で対抗しようとしているうちは(僕が普段周りからそう思われているように)「よくわかんねーこと事語ってんじゃねーよ・・・めんどくせーな」と思われても仕方ないわけです。最近は「ロジハラ」だとか「シーライオニング」だとか言われてましたね。これもまあ上記のことを考えると当然の反応だろうなという感じです。論理的な正しさを武器として用いる限りは多分もうあの界隈からクレームが来ないと言ったような意味では「勝てない」と思います。

 あとオタクコンテンツが排斥の対象になりやすいってのは普通にオタクへの生理的嫌悪感がでかいと思いますよ。こればっかりはどうしようもないです。ホラ、普通女性の性的な部分に触れるためには、ある程度の努力が必要なわけです。容姿やトークを磨いたり気遣いやアプローチをしたり飲み会やデートを重ねたりして、やっと下ネタを話題にすることが許されたり付き合って性的な関わりを持ったりするわけでしょ。我々オタクはそういうのすっ飛ばして二次元とはいえ女性の体についてデカい声で喋ってる。そりゃ不気味だし最悪だって。

 今までも色々言われてきたようにオタクが偏見の眼差して見られるのが嫌ならオタクたち自身が小綺麗になってイメージ変えるしかないです。え、僕?嫌ですよ、めんどくさいので。そんな努力するくらいならキモがられて結構。(社会不適合者のお言葉)インターネット上は別として仮にこの対立が世間で取り沙汰されるような機会があった時(ない)、世間から支持されるのはより人望がある方、イメージが良い方でしょうし。

 まあ僕自身は人と揉めること自体が非常に辛いので(人間関係に揉まれることすらなかった屑のお言葉)「ツイフェミ」とは積極的に関わりに行かないと思います。いつもどこかで嫌われているだろうけれど、直接それを言われるのは涙出ちゃうので。。。

 でもこの記事を書いた以上(反応来ないだろうけど)反感や批判はあって当然なので、ぜひそういうコメントでもくだされば嬉しいです。僕自身もこういうことを所感でしか書いてないので、勉強になります。

 ところで、大学の前期がやっと終わってたくさんのレポートから解放されたのにも関わらず、また2000字近くの文を書いてしまうのは文学部の性(さが)なんでしょうかねえ。「性」差別問題だけに。あ、失礼しました、本当にすいませんでした。


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