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児玉雨子『##NAME##』読書会やります告知(1/28予定)

みなさんお元気でしょうか。もっち(@mocchi20xx)です。
毎月恒例の読書会のお知らせnoteです。

12月読書会は小川哲『君が手にするはずだった黄金について』ですが、1月の本も決まったので告知!

●児玉雨子『##NAME##』(新潮社)
●申し込みはコチラ(詳細は下に。storesというサイトにとびます。)

選書の理由

みなさんには「推し」はいますか?2023年は「推し-推される」という関係性について考えざるを得ない年であったと思います。私が推してるあの有名人は、こんな素朴に推してて大丈夫なんだっけ…?と誰しも思ったことでしょう。

推しはさらにここ数年で、アイドルに限らず一般人にさえも当てはまる言葉になってきています。インフルエンサーにスパチャしている方が珍しくないのはもちろん、会社の上司を「推し」と言ったりする人もよく目にしたり。誰を推すか(recommend)ということが、その当人にとってのアイデンティティ形成の助け、より簡単に言えば心の支えになっていたりするわけです。

しかし、当然ながら推される方も生身の人間です。時間がたてば容姿も考えも変わるし、ずっと誰かの推しでいるということは、双方にとってなかなかつらい構造になっています。銀幕の向こうに変わらないスターがいると思えた時代とは異なり、現代はあらゆる有名人が非常に近い位置に存在すると感じることができます。だからこそ、「推される」という構造を作り出す芸能界は非常に厳しいハラスメントを内包するようになり、それをとりまくファンダムも堅牢な壁を築きあげるようになる…それがある種崩れたのが旧ジャニの問題と言えるでしょう。

生身の人間であるアイドルたちにとって、アイドル「卒業」後にも問題は尽きません。「有名税」なんていう言葉も耳にすることが増えてきましたが自分の過去がデジタルタトゥーとして残ってしまって生活に支障をきたすこともありえます。

少し抽象的にアイドルの問題を並べてみましたが、今回扱う「##NAME##」は、まさにこのアイドル卒業問題と向き合った小説であると思います。

「推す-推される」が非常に身近なこととしてある今だからこそ、アイドルについて小説を通して向き合ってみませんか?

読書会でよく聞く不安…

●読書会って行ったことないというあなた
読んだ本について語りたい、次読む本を見つけたい、本を通していろんな人の話を聞きたいという方に向けて読書会をしています。初参加の方もよくいるのでお気軽にぜひ!

●本読み切れるかな…というあなた
そこそこ分厚い本を扱うこともあります。そんな時に、時間もないし読み切れるかな…という不安が出てくるかなと思います。
まず、「読み切れなくてもぜんぜんOK」です。SOCIALDIAの読書会では、聞き専参加の方が毎回結構いらっしゃいます。聞くだけ聞いて、途中で意見がでてきたら発言などがよいのかなと思います。
とはいえ、内容が全く分からないのも大変なので、手元に本は用意いただくとよいと思います。

●知らない人いっぱいいそうというあなた
いっぱいいます!(けど大丈夫です!)
オンラインで実施をすることもあるため、北海道から沖縄までいろんなところから毎回参加いただきます。身近のコミュニティから一歩でて、また違うコミュニティを探してみたいというときに読書会はぜひ使えると思います。
読書会によると思いますが、SCIALDIAの読書会の場合はだいたい20代前半~40代くらいまでの参加者が多い印象です。(もちろん何歳でも参加OKです)

●めっちゃ話長い人がいそうで不安なあなた
よく聞きます。SOCIALDIA読書会ではファシリテーターが入るので、そういう時は(話している方には申し訳ないですが)バッサリ切っちゃいます!みなさんから、話したい事を気楽に話せる場を目指しています。

●興味ある本の読書会がないというあなた
ぜひその意見お待ちしております。次回読む本の検討に加えさせていただきます。

などなど、以下で主催者同士で話をしたりしています。

https://www.youtube.com/live/HBDD6KHEMlM?feature=share

読書会詳細 

扱う本:『児玉雨子』
日時:2023年1月28日(日)15時~
形式:オンライン(ZOOM)
参加費:無料
定員:10名程度
お申込みフォーム
https://socialdia.stores.jp/items/655a18ee3ffe3e12e39535b6
※申し込みフォームを「STORES」に移行します。リンク先の画面に従って購入手続きをお願いします。(商品は0円です)

★お申し込み済の方で、参加が難しくなったという方は、お手数ですが以下までご連絡くださいませ。
light.socialdia@gmail.com


さらに「いいね!」と思っていただけた方からのサポートも歓迎しております。頂いたお金はイベントでご登壇いただく先生方への講演費・場所代・さまざまなカルチャーへの寄付金などに充てさせていただきます。その他、ご希望のイベントなども募集しております。