残念しっぱい雑記『隔離中なのに脱臼』
隔離中だ。
今日で、3日目。
明日のPCR検査の結果次第では、開放される。
たった4日間の、隔離期間。
されど4日間。
事件は起こる。
バカにできない。
この隔離中は精力的に、この事件や色々なこともnoteも書こうと思っていた。
スマホでも書けるように、万全の体制は整えたのだ。
必要なのは、やる気だけ。
しかし、隔離に入るとダラダラ。
隔離が週末からだったからだろうか?
日本の寒さにやられてしまったからだろうか?
それとも、無事に日本へ入国できた、安心感からだろうか?
ともかく、ダラダラ。
やる気が起きない。
妻と子の3人で、隔離生活。
ハタから見たら、ちょっと大変な状態かもしれない。
しかし、noteくらいは書ける環境にはいるはずなのだ。
それはさておき、事件は起きた。
隔離2日目の昨日の朝。
肩が外れる。
脱臼だ。
寝返りをうった際に、やってしまった。
実は私、肩が外れやすい。
いつもならば、すぐに自分で治せるはずだった。
しかし、歳だからだろうか?
治らない・・・。
悶える。
悶える。
のたうち回る。
妻も子も横で寝ている。
悶え続けて、20分ほどたった頃だろうか?
諦めて、妻に助けを求める。
「ごめん。肩が外れた。」
妻としても、どうしていいものか、わからないことであろう。
「ホテルのフロントに、電話しようか?」
妻からの提案。
ありがたい。
ただ、私たちは今、隔離中。
ホテルのフロントも、どうしたものか、わからないことであろう。
きっと、ホテルのフロントから、入管に連絡が行って対応策が練られるに違いない。
事が大きくなる。
ありがたい。ありがたいけど、恥ずかしい。
フロントに電話したら、大騒ぎになりそうだ。
「ちょっと待って。」
私は止める。
もう少し悶えてみる。
そこから、また30分悶えてみる。
息子が起きる。
父親がベットの上で悶えている。
父親の威厳なんて、あったものではない。
情けないったら、ありゃしない。
「これが、プノンペンや、日本の実家だったらよかったのに。」
たった3日間の隔離期間に、なぜこんな事が起きるのであろうか?
神を呪う。
ダラダラしていた、バチでも当たったのであろうか?
それでも肩はハマらない。
仕方ないので、妻にホテルフロントに電話をお願いする。
やはりホテルも対応策に困った様子で、折り返しを待つことに。
スマホで調べると、あまりにも長時間肩が外れていると手術になってしまうこともあるらしい。
恐い。
手術なんて、恐い。
妻が、二、三度と電話でホテルや入管の人たちとやりとりをする。
ことはドンドン大きくなっていく。
恥ずかしい。
どうにかしなければと、それでも悶えてみる。
その時。
あっけないくらい簡単に、肩は元の位置に戻る。
肩が外れてから1時間。
何もこんな時に。
それが、中村英誉だ。
というようなことを、ダラダラ書いていたら隔離も4日目になった。
そして、先ほど無事に隔離を解放されて、実家に着いた。
やっと、日本に入国して気分。
これ以外にも、私は偏頭痛で苦しんだり、息子は39度近くの熱が出たり、便秘で苦しんだり、色々と事件は起きた。
とはいえ、総じてダラダラとした隔離生活。
そんな、4日間の隔離生活だった。
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