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SDGs×世界遺産 絵本プロジェクト

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息子用プレゼントとして、『ありがとう』をコンセプトにSDGs×世界遺産のキャラクター絵本を作るプロジェクト。
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#絵本

迷路やすごろくは作るのが楽しい【イオンモール1号店】

プノンペンのイオンモール3号店に続いて、拡張工事を進めているイオンモール1号でも、ワッティーの絵本や迷路のイラストが使用されることになりました。 こんにちは、ソーシャルコンパスの中村英誉です。 今回イオンモール1号店で使用されたイラストは『ありがとうえほん』の素材や下水道新聞と一緒に作った『SDGs迷路』や『SDGsすごろく』。 場所は、イオンモール1号店の2階に新しくできたプライグラウンドです。 イオンモール1号店は、我が家の目の前なので、息子の日奈太と一緒に行って

SDGsとラオスのアート

ラオスのSDGsは、他国とちょっと違う。 18番まであるのだ。 カンボジアといえば地雷だが、ラオスは不発弾。 ラオスはインドシナ戦争の影響で、推定8000万発のクラスター弾が不発のまま残されている。 不発弾は開墾のための安全な農業・土地利用を阻み、交通やエネルギーインフラ、学校、病院、水供給施設などの建設をより高コストする危険なもの。 こうしたことから、ラオス政府は持続可能な開発目標に独自に『18番目の目標』を加えているのだ。 そんな、ラオスの首都ヴィエンチャンにあ

【大幅刷新!】HeriKidsありがとうえほんVr3.0

『ありがとうえほん』の重版が決定! 今週末にシェムリアップで行われるアートワークショップで、500部印刷した絵本の在庫もなくなる予定。 そこで、内容も一新して重版することにしまいた! 3歳の息子に向けた絵本ということもあり、内容が少し抽象的だった前バージョン。全部ひらがな表記も辞め、漢字を使うことにしました。(振り仮名表記あり) そして対象年齢も、3歳から6歳向けに引き上げ。 かなりわかりやすい文章になったと思います。 キャラクターの名前も一部変更(SDGs02マダ

残念しっぱ雑記『終わらせられない仕事』

ダラダラと、終わらない。 『締め切り』がない仕事だから、キリが付けれないのだろうか? 終わらない作業に多くの時間を費やし過ぎて、情けない。 終わらないというのは、SDGs×世界遺産のキャラクターWorld HriKidsの『ありがとうえほん』の修正についてだ。 プノンペンの郊外の小学校で、カンボジアの子どもたちに絵本を配った。 しかし、この絵本は欠点が多いことに気がつかされた。 実際に絵本の読み聞かせを行うと、思ったよりも内容が伝わらないのだ。 今読み返すと、独り

『ありがとうえほん』を出版する

この記事は、現在カンボジア国内で配布中のフリーペーパーNyoNyum 117号から転載となります。 中村英誉・有紀子夫婦の連載「旅育!!ノマド家族。」も2022年3月14日公開の、NyoNyum・WEBサイトでも掲載中。 第17回目の今回は『ありがとうの絵本出版』についてです。 息子の誕生日プレゼントに、絵本を作ることにした。 そんな訳で、息子に伝えたいメッセージを真剣に考える。 とはいっても、息子もまだ3 歳。 あまり込み入ったお話は、まだ理解ができないだろう。

カンボジアで絵本を配ろう!!

カンダール州にあるBOKU小学校で、『SDGs×世界遺産のありがとう絵本ありがとう絵本』を103冊配布した。 3歳の息子の誕生日のために作った絵本。 ペラペラの紙に印刷したら、息子の日奈太は、さほど喜ばなかったので、ちゃんとハードカバーで印刷した。 そうなると、もう大変・・・最低印刷ロットが500部。 もう、これは出版だ。 一応、カンボジアの出版コードも取得して、プノンペンのAEON MALL2号店で出版記念トークショーも行った。 出版とはいえ、カンボジアで本を売

残念しっぱい雑記『誤字脱字』

やってしまった。。。 やっぱり、やっちまった。。。 やると思っていたんだ。 私は、『誤字脱字』が多い。 デザインの仕事をしていてもイージーミスが多いし、遡れば学生時代・・・テストの見直しができずに、簡単な書き損じで点数を取りこぼしてしまうことが多かった。 良くいえば、おっちょこちょい。 悪くいえば、雑な人。 もう病気なんじゃないか、と自分では思っている。 思い返さないようにしてしているが、重大なミスは今までの人生でも多々あった。 治したいけれど、治らない。 私の

絵本出版記念トークショー@AEON2プノンペン

絵本を100冊プレゼント。 どうにか印刷は間に合った。 そして本日1月15日(土)、プノンペンにあるイオンモール2号店センソックにて、出版記念トークショーを行う。 ことの始まりは、国際交流基金アジアセンターが『読書』啓発をコンセプトにしたイベントを行う噂をを聞きつける。 カンボジアには、『読書』の習慣がない。 出版社も少なければ(ほぼない)、出版の概念もない。 確かに、カンボジアで『読書』と触れ合う機会が少ないのだ。 私が絵本出版を構想した時に、悩ましかったのが、絵

【SDGs×WORLD HERITAGES】ありがとう絵本Vr2.0を全ページ限定無料公開!!

いよいよ、明日に迫った出版記念トークショー。 それに先駆けて、『ありがとう』絵本の中身を限定無料公開します! ぜひ、息子に送った日本語版Ver1.0と、比較してみてください。 2022年1月14日〜31日まで無料、それ以降は有料にさせて頂いて第二刷の印刷費に回せたらと思います。

有料
1,200

『買えない絵本』カンボジアで出版!

カンボジアで絵本を出版する!とは言っても、売るつもりはない。 全てプレゼント。 全て子どもたちに配ってしまおうと思う。 とりあえず、500部。 お金を払っても、買えない絵本。 欲しい人には(できるだけ)あげちゃう絵本。 それを『出版』と言えるのかは謎だけど、絵本を『出版』する。 とはいえそんな『出版』を記念して、今週15日(土)プノンペンのイオンモール2号店で出版記念トークショーを行うことになった。 会場にお越し頂いた方、先着100名様に今回出版する『ありがとう絵本

速報!絵本の試作版が完成!

2022年、カンボジアで絵本作家デビューを目指している中村英誉です。 作家名は、hidehomare。 英語・日本語・クメール語の3カ国の絵本を制作し、今プノンペンのローカル印刷屋に初版500刷をオーダーしている。 そのテスト版が完成して、手元に届いた! ハードカバー。 まさに絵本。 本物の絵本だ。 感涙物だ。 ページをめくると、紙質も申し分ない。 カンボジアの印刷屋だからといって、チープなものではなさそうだ。 しかし、このテスト版の受け取りは、元々昨年2

カンボジアの『ハードカバー』事情

絵本の印刷を発注。 とりあえず、500部。 印刷のデポジットを払った。 半額の$887.5。 昨日は、この印刷屋を紹介してくれたNom PoPokの福原明さんと大路紘子さんとランチ。 お二人が制作した『食育の絵本』を頂く。 ハードカバーの質感のある絵本。 この『食育の絵本』は、カンボジアの学校に配布されている。 クメール語の本。 それもカンボジアではなかなか見ないハードカバー。 カンボジアの子どもたちは、とても喜んでくれているようだ。 というのもカンボジアでは

カンボジアの『印刷』事情

2012年、カンボジアに来たばかりの頃、名刺やリーフレットなどのデザインを請け負っていた。 そうなると、『印刷』が必要である。 通訳だったJessyAnといっしょに、色々な印刷屋を回った。 これが本当に大変・・・。 例えば、印刷された名刺を受け取ると、文字が異様に大きくなっている。。。 明らかに、自分がデザインした名刺と違うのである。 問いただすと、「字が小さかったので、大きくしてあげた。」 勝手にデザインを改竄をするのだ。 まさに、ありがた迷惑。 悪気があってやっ

カンボジアの『出版』事情

カンボジアで出版をしたい。 『出版』をなんと定義するかにもよるが、本をただ印刷するだけでは『出版』っぽくない。 かといって、日本のような出版会社はカンボジアにはない。 出版してくれる人がいないのだ。 そもそも、あまり本がないのだ。 ISBNコードを取得して、印刷をしたら『出版』っぽくなるのではないだろうか? ISBN(アイエスビーエヌ、International Standard Book Number)コードは、世界共通で図書(書籍)を特定するための番号。 カン