きょむこ

恋愛だとか結婚だとか人生だとかについてあれこれ言葉を吐き捨てるOL

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  • せめてもう少し楽に結婚させてくれ

    死闘婚活を経て無事に結婚したOL28才による、せめてもう少し楽に結婚したい女性のためのコラム。

  • 生きるのが下手な女の小話

最近の記事

異性に学びや新たな世界求めるのやめろや問題

お元気ですか。久々の更新になりましたが私は元気です。昨年末に婚約、年始から人生初の転職、そして入籍。怒涛の28才が幕開けです。 転職した理由は色々あります。環境に甘えすぎていたこと。30代で子育てするなら今が仕事で全力負荷かけられる最後のチャンスであること。外資に飛び込んで英語全力で克服したかったこと。単純に年収爆上げしたかったこと。などなど。 理由はどうであれ、何よりも新しいことにチャレンジするための生活基盤や見通しが整ったからこそ実現できたわけです。夫さんには感謝しかあ

    • スペック重視のあなたに〜結婚に妥協は必要か

      本日のテーマは『妥協』です。死闘婚活を終えて、せめて少しでも婚活に苦しむ民を減らしたい思いで筆を取っています。こんにちは。 我々を悩ます「理想」と「妥協」問題委員会婚活女性が必ずぶつかる壁。それが「妥協」。 誰にだって理想がある。結婚相手はこういう人がいいな〜とか、物心ついた頃から何百回も理想を胸にしてきたよね。 でもわかっている。地球上に男は星の数ほど溢れているのに、今、自分は独り。誰からも愛されていないことを。誰にも選ばれていないこの現実を。 理想が通用しないのも

      • 死闘婚活の末に婚約したけど、やっぱり婚活はクソだと思う話

        お久しぶりです。きょむこです。 1年前に恋人ができて以来、随筆活動を停止していました。 この11月に28才の誕生日を迎え、プロポーズされました。 プロポーズされることも知っていたし、婚約指輪も一緒に買いに行ったし、結婚式の準備も進めていたし、今更妙な高揚感はない。 それでも私が泥酔して帰宅するたびに「この人じゃないと結婚できない、否、してもらえない、神様!」と思える相手です。すべてを受け入れてもらえる。毎日が平和。婚約とは、精神和平条約なんですね。 虚無の日々ではじま

        • 何者かであろうとする輪廻

          約1年前に立ち上げた、婚活目的のブログとTwitter。「きょむ子」こと私は、脳を占拠する元カレへの恨み辛み悲しみ恥ずかしみを一掃するべく、ひたすらここで文章を生み出し続けた。 本当は婚活なんてどうでもよくて、私はこの世の「何者か」として自分の思想を切り売りしたかっただけかもしれない。 中学生の頃から自分でブログを作ってはPV数を稼ぎ、ネット掲示板に晒されて注目を浴びるのが好きだった。でもそれはあくまで仮名。「こうすれば売れる」という自分像を作ってはヒットさせる。ある程度

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        • せめてもう少し楽に結婚させてくれ
          3本
        • 生きるのが下手な女の小話
          5本

        記事

          ある夜の私

          ------------------------------------------ 仕事から帰る 話し相手もいない 大都会のマンションの一室ひとり 持てる限りのマッチングアプリを開く Pairs、Omiai、とうかれでーと、Tinder、 こんな小さなスマホの箱から 見ず知らずの男を召喚して 幸せは見つかるのか おわりのない動作を毎晩、毎晩 深夜 ベッドの中 とある男性のネットラジオが始まった その人はステキな文章を生み出す人で その人の声を聞いたのは初めてで

          ある夜の私

          ひとに頼らない幸せ、27才の秋

          久々に筆を取ると(という表現が正しい気はしないが)、頭に詰めていた文字がドッと手にあふれかえる。 私は27才を迎えていた。元々友達は少ないが、今年は人生で一番周りから祝ってもらえたし、こんな自分と仲良くしてくれる友達や同僚がいて、なんて幸せなのだろうと、本当にそう思った。 こんな自分、と言えば。夏以来、あれだけ張り切っていた婚活はストップしていた。理由は、自分に自信がないから。出会いの数を増やせば、そりゃそれなりに「お付き合いしましょう」という流れになるけど、どれも、正確

          ひとに頼らない幸せ、27才の秋

          生きるのが下手な女の小話 「25歳」

          25歳という節目。 私にとっての25歳。世界の全てが変わった年。 抱えてきた色々なもの、背負ってきた色々なもの、苦しい塊を全て下ろした。下ろすことができた。 そして26歳になった瞬間、最後に恋人と別れて、頭を鈍器で殴られたかのように世界の見え方が変わった。目が醒めたかのように。 ひとつだけ気づいたことがある。 これまでは「人生いつだってやり直しが効く」と思っていたんだよね。 いつだって周囲の環境に合わせて自分の性格も変えられるし、生き方も変えられる。何もかも自在に

          生きるのが下手な女の小話 「25歳」

          生きるのが下手な女の小話「神でも信じておけばよかった」

          もうさ、26歳の独身女って口を開けば結婚の話しかしないの。 周りが少し結婚し始めて「やばーい★」っていうのが25歳。 バリキャリ路線のあの子までどんどん結婚、ちらほら出産も出てきて話題が「子育てのしやすい一軒家間取りと購入資金について」とかになってきて、本格的に「や、やばい…?」ってなるのが26歳。 30歳までに結婚、あわよくば挙式までするとしたら28〜29歳で婚約するとしてあと1〜2ラウンドっていうスケジュール感。 まあそれはさておきね。 世の中がどうとか、女の市

          生きるのが下手な女の小話「神でも信じておけばよかった」