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優しい時間

 年末に、ある企業のイベントのお手伝いをしました。イベントと言ってもコンサートのお手伝い、メインアーティストは平原綾香さんです。開演すると自分は見れないのですが、スタッフ以外誰もいない客席から平原さんのリハーサルを聞いていました。

 どんな曲を歌ってくれるのだろう…。リハーサルの時間から、真剣な平原さん、スタッフの皆さんから伝わる空気感、緊張感のあるものでした。

久しぶりに聞く"明日"でした。

 「ずっとそばにいると・・・」懐かしい、あの名曲「明日」だ。リハーサルであれ、真剣そのものの歌声についつい聞き入ってしまう。と同時に懐かしい映像が浮かんできた。

優しい時間

 もう何年前のドラマになるのでしょう、「優しい時間」は、北海道・富良野を舞台に、暖かい人々との絆が描かれる作品、あの倉本聰さんの脚本でした。「明日」の美しい歌詞と平原綾香さんの歌声が、このドラマの雰囲気にぴったり合っている、、、いまだ自分の脳裏に残っています。

物語は、商社のニューヨーク支店長である湧井勇吉が、非行に走っていた一人息子の拓郎が起こした交通事故により、同乗していた妻めぐみが亡くなったことをきっかけに、会社を辞めて富良野で喫茶店「森の時計」を開くという出来事から始まります。拓郎はめぐみの死に対する責任を一人で背負い、陶芸家の見習い弟子として真面目に打ち込む一方、勇吉は拓郎と和解するため努力しますが、心優しい勇吉も拓郎を頑なに許さない姿勢を見せます。この親子の和解を通じて、周囲の人々との交流も描かれています。

フジテレビ系木曜劇場「優しい時間」の主題歌「明日」2005年1月26日シングルにて

 そしてこのコンサートのお手伝い、平原さんの生の歌声を聞いた以降、ずっと頭の中に、あるフレーズが流れ続けている、、、

そっと閉じた本に続きがあるなら
まだなんにも書かれていないページがあるだけ
・・・・
明日はあたらしい私がはじまる

https://youtu.be/-JGCP6QHWXA?si=LrRpUzpjkUjX2ewu

 生きている限り、書きかけの物語が永遠に続くのですね。皆さんはどうなページを描きますか? 自分はこの続きをどんな風に描き続けるのか、、、楽しみにしていきたいと思います。

(終わり)・・・感動の歌声です。


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