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就活にも使える!体癖 de 自己PR

自分は、自分のことを知らない…

自分を過大評価も過小評価もせず、正確に捉えている人がこの世の中にどのくらいいるのでしょうか?
自分が自分だと思っている自分(=自己認識)と、他者が自分だと思ってくれている自分(=他者認識)が一寸のズレもなく一致している人が。

おそらく、誰もいない。
だって自己認識も他者認識も、単なる”認識”に過ぎないのだから。
それらはどちらも、絶対的な事実ではない。

他者から「あなたってこういうところあるよね」と指摘されて、それが自分が自分だと思っている自分と少し離れていると「いやいやいや!自分そんなんじゃないっすよ!」と猛烈に弾く人もいます。
それが良い面でも悪い面でも、「自己認識と違うから」という理由だけで弾いて、受け取らないのです。

自己認識=事実だと思っているのですね。
ですが、繰り返しますが…
それは絶対的な事実ではないのです。

逆に、「相手はこういう人だ。なぜならこういうことを言った。こういうことをした。自分が見る相手こそが、本当の相手なんだ」と思っている人もいます。
他者認識=事実だと思っているわけですね。
ですが、それだって絶対的な事実ではない。

自分が知らないけれど他者が知っている自分もいます。
他者から見えていない自分もいれば、あえて見せていない自分もいます。
自分には自分の見方があり、他者が100人いるとするなら100通りの見方があります。
いずれにせよ、自分が自分のことをどう思おうが、他者が自分のことをどう思おうが、どちらも事実ではないのです。

事実でないことを知ろうとすることは、雲を捕まえようとするようなものです。
自分という存在は、生まれてからずっと一緒にいるにもかかわらず、本当は実態のないものなのかもしれない。

ですので、「自分は自分のことをよく知らない」というのは、至極真っ当な自分自身の捉え方だと言うことができるでしょう。
それは恥ずかしいことではないのです。
知らなくて当たり前。
だって、「自分がどんな人間であるか?」という問いはどこまで行っても”認識”であり、事実ではないのだから。
っていうか逆に「自分のことは自分が一番よく知っている」と心から信じきってそれを事実としている人の方に、ヤベー奴が多い。

「自分はどんな人間か?」は事実ではないのに、「あなたはどんな人ですか?」と問われる場面が、人生にはありますね。

就職をするとき、婚活をするとき、初対面の人に出会ったとき…
「自分はどんな人間なんだろう?」
人は自分自身に問いかけます。

が、さっぱり分からない。

計画性がある気もするし、柔軟性がある気もするし、行動力や競争心があるような気もするし、ないような気もするし…
うーん。

それもそのはず。
誰にだって計画性もあれば柔軟性もあれば、行動力や競争心だって、あるのです。
すべてのリソース(強み)は、実は誰でも持っているものなのです。

が、その濃度や強度や、多い少ないや、出てくる回数が違う。
濃いことをもって「ある」とする人もいれば、薄いことを持って「ない」とする人もいれば、濃いけれど「ない」、薄いけれど「ある」とする人がいるだけなのです。

それならいっそ、自分の体癖の特徴を「自分はこういう人間」としても良いのではないかと、私は思うのです。
「自分には、こういう強みがある」と。

自分の在り方は、自分で決めることもできます。
それと同時に、ひょっとすると遺伝子やら生きてきた環境やら状況やら歴史やらで、ある程度決められている面もあるでしょう。

体癖は、「自分が何者であるか?」の問いに、的確に答えてくれます。
体の偏りが、感じ方や考え方やコミュニケーションの取り方や物事の乗り越え方を決めるのです。
強みも弱みも。

そんなわけで今回の『タイヘキストマガジン』は、「自分のことを知らない」と言える”賢い”あなたのための”体癖 X 自己PR”というテーマでお送りします。

「売れたい!!」という邪悪な意図の元(笑)、タイトルに「就活にも使える!」と銘打ってありますが、就活だけでなく婚活や初対面の人の多い飲み会などにも使えるかもしれませんね、場合によっては。

あなたの自己PRが無理なくできるよう、ミスユニバースの都道府県大会で選出されたミス達のスキルアップのために開催される『ビューティーキャンプ』でミス達にプレゼンのコツを教えたことのある私ソシャフィアが、精一杯書いていきます。

体癖 de 自己PRのコツ

厚かましい奴が勝つ

自己PRをするには、自分をよく知っていないといけない…

わけでは、ありません。

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