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整体師のための体癖

様々な整体

体癖とは、技術である。
少なくとも、整体師にとっては。

整体と言っても様々な流派が方法、やり方がありますね。
骨をボキボキと鳴らすようなものもあれば、「え?これで本当に効果あるの?」と思うような軽いタッチだけのものもある。
なんなら、触らないで終わらせる整体だって。

つまり「これこそが整体である」という定義は、そのサービスを提供する側によっても、受ける側によっても異なっているわけです。
提供する側が「これこそ整体」をやっていても、受ける側にとってしてみれば…整体の看板を掲げているところに行ったらちょっと触られるだけで終わった、マッサージしてもらいたかったのに…なんてことも日常的にあるわけです。

が、施術のやり方は違っていても、ほとんどの整体の目的はただ一つ。
お客様のお体を整えること。

お体を整えることによって、整えられた人の腰痛や肩こりが軽くなったり、内臓の不調が気にならなくなったり、夜眠れるようになったり。
その方法の違いが、整体の流派の違い、というわけですね。

整体の始まりと今

”整体”という言葉が誰によって作られたか?
そう、体癖を発見された我らが野口晴哉先生。

晴哉先生以前は、”正體”(せいたい)という名前で高橋迪雄先生という治療家の先生が創始された、という見方が整体師の間では通説になっています。
晴哉先生も迪雄先生に大きな影響を受けたともいわれています。

整体は初め”治療”のためにあったのですが、晴哉先生は自ら「治療を捨てた」とおっしゃっており、潜在意識の教育や自らの体を整えるための体操の技術として、整体を活用されるようになったようです。
「毀(こわ)れたから治したんじゃキリがない。人は自分で自分を治せる人にならなきゃいけない」という信念・思想によって治療を捨てたのです。

が、今や整体は、そんな晴哉先生の想いを離れ、様々な流派があって、世の中には「”治療”の技術」と認知されている面が強いですね。

野口整体の先生の中には「いや、晴哉先生の整体こそが本物の整体だ」とおっしゃる方もいます。
たまたま私ソシャフィアの知り合いにそういう先生がいるだけかもしれませんが、なんとなく気持ちは分かる。
「うちがオリジナル!」と言いたい気持ちも分かるし、野口整体が技術として卓越している面もあるのを実際にセミナーなどで見たこともあります。

それでもあえて言いたいのですが、整体という言葉は手法や手技、やり方というよりは、今や「体をより良き方向に導くための”概念”」を表す言葉ではないかと思うのです。

つまり、やり方は何でもいい。
体をより良き方向に導くために行うのであれば、それは整体なのです。

”部分”か、”全体”か

これを書いている私ソシャフィアは、整体師として修行時代を含め21年間活動し、他者の体をより良き方向に導くことを生業としてきました。
その間、様々な整体術を学んできた中で、「世の整体には大きく分けて2つあるな」ということに気づいたのです。

一つは、”部分”にフォーカスする整体術。
もう一つは、”全体”にフォーカスする整体術。

前者は、例えば腰が痛ければ腰を揉む、肩が凝っていれば肩を揉むなど、不調を起こしている部分の痛みが緩和・消失するように施術していく方法。
腰椎4番にいわゆる”ゆがみ”があるのであれば、その腰椎4番に直接押圧刺激やアジャストをしていったり。
胃が悪いのであれば、胃そのものを癒すような触性刺激を与えたり、経穴や反射区やトリガーポイントに刺激を与えたり、”気”が欠けているところに手を当てたり。
整体師でも整体師でない人も、多くの人が「これが整体」と認識しているものですね。
このnoteでは以後「部分調整」という名前で記載していきます。

なぜ”治療”ではなく”調整”と記すのかは、ものすごく長くなるので割愛しますが、要は「刺激を与えることによって体の一部や全体を調え整える」という意味だと思っていただければ。

後者は、例えば腰が痛ければ腰の痛みの原因を探り、不調を起こしている部分ではなくその原因に対して調整を行ない、不調部分だけでなく、体全体が整うように刺激を与えていく方法。
腰椎4番がゆがんでいて、それが腰痛の直接的な原因であれば、そのゆがみの原因を仙腸関節や生殖器や経絡や頭蓋などなどから探って、腰椎4番そのものではなくその原因に対して刺激を与えることで、腰だけでなく、体全体が整うようにしていきます。
原因は体の箇所だけでなく、ストレスなどの心から探ったり、霊的な不調を探ったりと、とにかく「その症状を起こしているものは何か?」にフォーカスするのも、このスタイルの整体術に含まれます。
このnoteでは「全体調整」と記します。

全体調整は基本的に、オーバートリートメント(過刺激)にならないよう重要なポイントだけを調整し、一点か数点のみを調整することで、主訴以外の症状=体全体をも調整するスタイルです。
雫が水面に落ちると波紋が広がっていくように、全体に波及していく感じですね。
一本鍼をイメージすると分かりやすいかもしれません。

部分調整には部分調整の、全体調整には全体調整の長所があり、「どちらが優れている」とも言えません。
どちらも「体をより良き方向に導くための概念」を根本とした”スタイル”であり、その目的への道のりが異なる、ということなのですね。
東京から大阪に行くのに、新幹線でも飛行機でも鈍行列車でも車でも徒歩でも行けるのと同じです。

以下、各調整スタイルの代表的な長所を書いていきます。

○部分調整
・受け手の満足度が高い=やってもらった気分になる
・即効性が高い(と思われやすい)
・リピートされやすい
・運動や怪我などでできた症状に強い

○全体調整
・慢性的な症状に強い
・原因不明の不調に強い
・他の症状にもアプローチできる(腰痛が主訴だったが首も楽になった、など)
・受け手の「すご〜い!」を引き出せて信頼され紹介が出やすい

メリットがあるということはデメリットもある、ということでもあるわけですが、ここには記しません。
同じ部分調整、あるいは全体調整の中にも様々な手法があり、手法によってデメリットはまちまちですし、整体師や整体院によってそれがカバーされている可能性もあるからです。

全体調整の不思議

部分調整は揉みほぐしやボキボキなどイメージしやすいと思うので、ここでは全体調整のお話を。

群馬の片田舎に整体院を開院した2007年、「どこに行っても治らない。お医者さんにも行ったし、整骨院や治療院にも行っているんですけど…」とおっしゃる60代の女性の方が来られました。

主訴は、左上腕の痛み。
左腕を上げようとすると肩関節あたりに痛みが走る、とのこと。
一年くらい前から痛いのだそうで。

私はその原因を探るべく、脊柱、寛骨(=骨盤)、頭蓋、臓器、姿勢(いわゆる”体のゆがみ”)、経絡、”気”、心理的状況などなどを、調べるだけ調べ尽くしました。
師匠から「1に観察、2に観察、3も観察、4に調整、5にまた観察」と教わり、それを実行したわけです。
観察は「じーっと観る」ということだけでなく、触診したり動かしてみたり話を訊いたり整体術を用いた検査をしたりを含むのですが。

脊柱は頚椎6番、胸椎4番、胸椎8番、胸椎12番、腰椎2番、腰椎3番に特徴があり、寛骨は右下がり、頭蓋は左の側頭弓と右の上顎骨、臓器は膵臓と右の腎臓に異状が確認できるな…といった感じに、その方の不調が起こっている箇所を調べに調べました。

で、入念な観察をした結果、左の厲兌(れいだ・胃経の井穴・第ニ趾の爪の生え際の外側)を調整すると、脊柱も寛骨も頭蓋も臓器も姿勢も経絡もすべて調整されるらしい、と。
私がそう判断したというより、整体術の検査でそれが出てきたわけです。

仰臥位で左右の季肋部が揃うまで左腕を外転させ、左右の恥骨が揃うまで左足を外転させ、左の肋骨の下に2つ折りにしたタオルを敷き、左の厲兌に棒灸で温熱刺激を与えて、深呼吸を続けてもらい、刺激が体全体に行き渡るのを待つこと約5分。
身体均整法を応用した調整法。
調整はたったのこれだけ。

5分後にまた脊柱や寛骨や頭蓋や臓器や姿勢や経絡を観察してみると、すべて整っていました。
3日後にまたご予約を取っていただき、再来院されると…

「先生!腕の痛みが全くなくなっています!!!」とのこと。

全体調整は、そういった不思議なことが起こるのですね。
施術の間、痛みを起こしている左上腕は観察の時にたぶん3回くらいしか触らなかったはず。

体癖を調整する

この60代の方は、お体からのみで体癖を診断することのできる体癖診断士なら、ここまでを読めば「あぁ、あの種とあの種の複合ね」とすぐ分かります。
まさに四種七種のお体。
私はその四種七種を調整したことで、左上腕を調整したのですね。

そう、体癖を整体に導入すると、全体調整もものすごく簡単になるのです。
「どこを調整すれば全部調整されるか?」は、体癖のちゃんとした調べ方をマスターしていればすぐに分かる。

それだけでなく、骨盤調整やアジャストといった部分調整の技術も、あるいは足ツボなどのリラクゼーション技術も、体癖の調整=全体調整に転用することだってできるのです。
現に私も足ツボで体癖を調整することがありますし、オステオパシーの内蔵マニュピュレーションで体癖を調整することもあります。
体癖は野口整体が発祥ですが、何も愉気や活元運動だけが体癖を調整する方法ではありません。
「今〇〇という整体術をやっている」という整体師さんなら、その技はそっくりそのまま、部分だけでなく体癖=全体を調整する技に転用できます、モノによるかもしれませんが。

体癖を用いた全体調整を施すことで「どこに行ってもよくならなかったのに…」と言われることも、しばしば。
が、それは私の腕が優れているというよりは、体癖という診方が人の体の真を突いているからなのでしょう。
ちゃんと調べて狙いを定めて技をキメれば、誰にでもできる、練習は必要だけれど。

私がこの60代の女性にやったのは、厲兌への温熱刺激だけ。
厲兌は、四種調整あるある。
四種を調整することで七種も調整されることは分かっていましたので、四種のみを調整しました。
この方がもし四種七種ではなく、七種四種だったなら、厲兌ではないポイントを調整したでしょう。

体癖の”何種何種”という順番は、メインとサブとか、表と裏とか、よくする言動の頻度の順位とか、”気”の強い順位とか、感受性の濃さの順位とかそういうことではなく、単に「体の濃さの順位」なのです。
そして体の濃さの順位が感受性や言動や”気”の順位ということでもないのです。
だって、感受性は鬱散と集注で満たされれば順位が下がりますし、言動も愛の量と擬態の精巧さと鬱散と集注の度合いで変わりますし、”気”だって鬱散と集注を果たしたり逆にストレスを感じたりして感情が変われば変わります。

が、体に関して言えば、成人期であれば妊娠した時と高潮・低潮の体の波以外では濃さの順位は変わらないのです。
鬱散と集注を果たしている二種九種と、鬱散も集注もできていない二種九種は、共通して後頭骨が下がったようになっていて顎関節が締まり、胸椎1番や仙椎3番が出っ張っていて、腸骨が上がって閉まっています。
さらに、顎関節より後頭骨、仙椎3番より胸椎1番、腸骨の閉まりより上がっている方が共通して優位=二種の次に九種であるのは、同じ体癖診断の技術を持った人たちが調べれば、全く同じなのです。
感受性や言動や”気”なら、順位はおろかどの種であるのかも、どうしても見る側の主観に左右されてしまうのです。

ある意味ではメインとサブという言い方のみが、整体施術で体癖を用いる場合においては、当たりでもハズレでもない言い方かもしれません。
ただしこれは「四種の言動や感受性がメインで、七種の言動や感受性がサブ」ということでは決してありません。
あくまでも、”体に関して”、なのですね。

体の濃さの順位は「どこを調整すればいいか」の基準になります。
一種五種と五種一種とでは調整するポイントが全然違いますし、十種八種三種と八種三種十種でも全然違うのです。

これに関しては非常に込み入った話になり、体癖診断士のレベルですらまだ理解が難しいところなので、いつかnoteを書こうと思っています、ものすごく専門的になるけど。

話を戻すと、つまりは、体癖を調整した、ということ。
体癖を調整することで体全体を調整し、「左上腕に痛みが出なくても良い体にセットした」ということなのですね。

痛みというのは、出るべくして出るのです。
言い換えれば、「出る必要があるから、出る」。

この方の場合は、四種にありがちな膵臓の不調が左上腕に表れていた。
あるいは、膵臓の悲鳴が左上腕を通して響いていた、という解釈になるわけです。
四種が調整される=膵臓が調整されれば、悲鳴を上げる必要はなくなる、ということですね。

膵臓の不調を起こしていたのは、食生活などの原因はあるかもしれないけれど、それよりも四種という体癖が起こしており、年齢やらストレスやら他のなんらかの原因も重なり、ずっと低潮したような状態になり、自然には調整されない状態だったのでしょう。
膵臓も西洋医学的には数値化されないレベルでの不調で、中医学などの東洋医学的に言えば”膵臓に気が滞っている”ような状態だったのだと推測できますね。

また四種の多くは左の胸鎖関節に不具合が起こっていることが多く、骨格だけを見れば腕と体幹がつながっているところは胸鎖関節しかないので、上腕や肩関節に不調を訴える人も少なくないのです。
ちなみに胸鎖関節と言えば胸椎4番と関連が深く、胸椎4番は免疫系とも関わりが深いので、鎖骨が目に見えて左右非対称な四種にはアレルギー体質の人も多い。

まぁそれはいいとして、「左上腕の直接的な原因は?」と訊かれれば、「胸鎖関節の不具合です」と答えるでしょう。
が、その胸鎖関節の不具合にも胸椎4番など他の原因があり、さらにその原因にも他の原因があり、さらにさらに…と辿っていくと膵臓に行きつき、さらに探っていくと結局「その体癖だから」という結論になるのです。
で、この60代の方に限って言えば、この方を四種七種たらしめているのは胃経の”気”の流れであり、「胃経の中のどの穴を調整すれば良いか?」を探って行ったら、たまたま厲兌だった、ということなのですね。

ですのでいくら整形外科のお医者さんにいって湿布をもらっても、いくら整骨院やマッサージに行って左上腕部を揉んでもらって部分調整をされても、痛みは消えなかったわけです。

同じ症状でも、原因が異なる

左上腕の痛みなら必ず、厲兌に温熱刺激を与えれば四種が調整されて痛みがなくなる、ということではありません。
同じ左上腕の痛みでも、体癖やその他の原因によって全く異なった方法で調整しますし、体癖が同じであってもその時々で調整すべきポイントは変わります。
それらも整体術を駆使して検査をして調べれば分かります。

50代の六種十種三種(感受性で見ればすごく複雑な体癖ですねw)の女性で「左腕が挙がらない」とおっしゃる方がおり、この方は4回ほど施術させていただいて腕がちゃんと挙がるようになりました。

この方の場合は少々複雑で、体癖だけでなく他の原因もあったのですね。

焼き鳥屋さんを営んでおり(全然関係ない話なのですが、この方は「焼き鳥屋」と言いつつお店に行ってみたら焼き”トン”屋さんで豚が出てきたのですw w w北海道の室蘭では焼き豚のことを焼き鳥と呼ぶらしい)、焼き鳥(本当は焼き豚)を焼くときに使う炭を変えて何ヶ月かしたら腕の痛みが出てきて、もう2年ほど痛い、とのこと。

以前使っていた炭は炭焼き職人が焼いていて、その職人さんがお年のために閉業されたのだか亡くなったのだかで、炭が手に入らなくなり仕方ないので業者に頼んで仕入れることにしたらしい。
炭の違いを聞いてみると、「新しい炭は”ちくわ”みたいに穴が空いている」とのこと。

これはひょっとすると…と思い、ある整体術の検査をしたら、ドンピシャ。
毒が肺に溜まっている。
どういうことかというと、新しい炭は薬品などを使って固められ人工的に加工された炭で、職人が焼いた炭はただ木を焼いただけのものだったのですね。
焼き鳥(本当は…以下略)を焼くときに、薬品由来の何か毒のようなものが出たのでしょう。
それが毎日肺に入って肺が弱くなり、その悲鳴が左腕に出たのだろう、と私は推測しました。

体癖的に診ると、六種は腕に症状が表れやすいのです。
同じ前後型の五種も腕に不調が出やすく、その原因は共通してだいたいが肺なのですね。
この方の場合は、六種という体癖的原因と新しい炭の毒素というダブル原因があり、それを調整することで腕が上がるようになりました。

毒を抜くのにはクロレラが有効で、毎日12錠ずつ飲むように指導しました。
なぜ12錠なのかは、整体術の検査で調べました。
普段はクロレラを飲んでいただいて、整体院においで下さったときには四種七種の方を診させていただいた時と同じように、「どこを調整すれば六種十種三種が調整されるか?」を探り、あるときは肺の拡張をし、他のあるときは胸椎3番の調整をし、またある時は中府(肺経の募穴)をゆるませ、その時その時で出てくる毒素以外の原因を調整していったら、徐々に腕が上がるようになったようで。
5回目においでくださったときは「すっかり痛みが消えてます!すごく体調がいいです!」と言われて、逆に「来てもらったけど何もすることがないぞ…」と(笑)

80代の八種一種九種の女性の「左腕が痛くて挙げられない」には膀胱と子宮の間の子宮膀胱窩あたりを手根で押さえて腕を回してもらったらその場でグルグル回るようになりましたし、これは左ではなく右ですが三種二種の若い男性の「右腕が痛くて…」には胸椎10番の3側(=肋横突関節)を押しながら腕を回してもらったらその場で痛みが取れましたし、とにかく同じ症状・似たような症状でも体癖やその時の状態が異なっていれば、やり方は全く異なるのですね。

調整のためには診断が必要

上記のように体癖は全体調整をするには最適な技術ですが、正確な診断が必要です。
それも客観的で絶対的で圧倒的に正確な、体癖診断が。

これが「顔が○種っぽい」とかで判断したり、体を”見る”だけだったり、”気”の流れや背骨の形だけで決めつけたり、言動や感受性で判断したり、YES /NOテストで自己診断したり、そういった主観に頼らざるを得ない方法では絶対にできない。
現象に則しておらず論に論を重ねたものや、そもそもの体癖という学びの前提がめちゃくちゃなものを使っても、絶対にできない。
診断ができなければ調整なんてもっとできない。

体癖は野口晴哉先生が30年以上かけて10万名以上を「絵画の中から原色を見つけるように」丁寧に調べ、その共通するところを一種から十二種に分類してまとめました。
体を調べ尽くし、心を調べ尽くし、それでもまだ「体癖は未完成」とおっしゃる謙虚さをもって。

その謙虚さをいいことに「未完成」の名において、手前勝手な承認欲求だかお金だかのためにオリジナルすぎて現場では使えない体癖”論”が罷り通る…
そんなバカなことがあってはならない。

体癖は、技術です。
様々に活用できる技術ですが、第一には整体の技術です。
体をちゃんと調べれば心が見える技術で、そこが他の心理学や占いなどの類型論と最も異なっているところですね。
もっとも、体をしっかりと調べ上げる技術があり、晴哉先生の本をちゃんと読み込めば、「体癖は類型論である」とは言えなくなるのですが。

体癖を整体に導入することのメリットはまだまだたくさんあるのですが、整体師の先生方に読んでいただくにはまずは技術に関して書くのが一番だと思い、全体調整=体癖調整について書きました。
他のメリットについては、また気が向いた時に書くかもしれません。

「体癖を整体に導入したい!」なら、ぜひとも以下をチェックしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!

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