見出し画像

ヤングケアラー 新しい言葉

ヤングケアラーって、聞いたことありますか?

2022年ごろから、ヤングケアラーという言葉を聞くようになりました。
ケアラーって、聞きなれない言葉。
一応、定義としては職業ではなく、無償で行っている介護者という意味があるようです。ヤングケアラー=若い介護者って、ことでしょうか?
英語にする意味があるのか?とツッコミを入れたくなります。

それが、社会問題なのか?

ヤングケアラーって、厚生労働省によると、「法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。」とのこと。
具体的な例として、
○障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
○家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
などが、イラストとともに挙げられていますが、どちらかというと楽しそうではない雰囲気のイラスト。
いったい何が問題なの?
これって、お手伝いの範囲じゃないの?
直感的にそう思ってからは、ヤングケアラーの記事に関心が持てませんでした。
https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer.html

アルコール・ギャンブルなどの問題のある家族

最近、ヤングケアラーの記事を目にすることがあった時、ふと目がとまった項目がありました。
ヤングケアラーの一例として、
「アルコール・薬物・ギャンブルなどの問題のある家族に対応している」というので、ハッとしました。
私って、これに当てはまっていたのではないだろうか、と。

新しい言葉の定義によって認められる感覚

ヤングケアラーという言葉は、お手伝いや家族に対する思いやりを、むりやり社会問題化しているようで、あまり使いたくないと思っていたのですが、もしかして、この言葉によって救われる人がいるのかもしれないと思った瞬間です。
例えば、昔は、花粉症なんて言葉はありませんでした。
花粉症と言われて、いやと思う人もいれば、病気なんだと納得いく人もいるでしょう。
他にも、ギャンブル依存症、スマホ依存症、多様性、LGBT・・・など、新しい言葉が次々と生まれています。
それによって、存在を認められ、社会問題化され、社会がよくなっていくのであれば、新しい言葉に関心を持つのもいいかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?