マガジンのカバー画像

タイトルはまだない!

210
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

「できる感じ」になる打ち合わせ。【2023年9月27日】

「できる感じ」になる打ち合わせ。【2023年9月27日】

いちばんいい打ち合わせは「できる感じになる」やつだ。打ち合わせなんてものは、基本的には、プロジェクトの大成功に向けて、それぞれの課題やら問題点やらを持ちよって、それについて話をする。

その課題やら問題点を話をするとき、どうも暗い空気にのまれそうになることがある。たしかに課題が山積していたり、やらなきゃいけないことが多すぎたりすると、「うぅ…」となる。課題や問題点という、言葉そのものにそういう空気

もっとみる
思考の固結びのほどきかた。【2023年9月26日】

思考の固結びのほどきかた。【2023年9月26日】

なんとなくモヤモヤする、いろんなことがうまくいっていない気がする、ぐるぐると、なにを考えるでもないのに時間だけが経過していく。そんなときがある。

そういうとき、いったいどうすればいいのか、27年間を生きてきたなかで体得したのは、「道草」をすることだ。まっすぐ目的地へ向かわず寄り道をすること、目の前の仕事とはまったく関係のないコンテンツを観てみたり、決まっている打ち合わせ以外で人に会って話をするた

もっとみる
自信が傲慢に変わる前に。【2023年9月25日】

自信が傲慢に変わる前に。【2023年9月25日】

「積み上げてきたもので勝負しても勝てねぇよ、積み上げてきたものと勝負しなきゃ勝てねぇよ」という、竹原ピストルさんの言葉が、こころにボディブロウのようにじわじわきいてくる。

工場の仕事を飛びだして東京にきてから、6年目。いろんな勝負をしてきた。戦略を立てる余裕なんて、ほとんどなかった。だから、たくさん、たくさん戦ってきた。その相手は、多くの場合、自分だった。そんで、自分のこころは、自分のことを全部

もっとみる
親切の言い訳を探し続けて。【2023年9月23日】

親切の言い訳を探し続けて。【2023年9月23日】

大学に行くってことで、いろんな手続きをしているのだけど、わからないことが多すぎる。自分の理解力が低いのか、と疑うほどいろんなことがむずかしい。これを乗り越えてる大学生、全員すごい。

ちょっとずるいのかなと思いながら、同じ大学を卒業しているセンパイたちに連絡をする。このコミュニケーションにおいては、完全に後輩だ。一般的な「センパイと後輩」みたいな関係は、基本的には年齢によって決まっている。仕事にお

もっとみる
あたらしい自分への挑戦。【2023年9月22日】

あたらしい自分への挑戦。【2023年9月22日】

ちょっとあんまり大げさには言わないようにしていることなのだけど、10月から大学に通います。今日、入学式でした。

数年前の自分からすると、想像もしていなかった未来。本をめちゃくちゃに読むようになったのは、3年ぐらい前かな。それまでにも本を読むことはあったけど、どちらかというと、目の前の人生に役に立つようなビジネス本が多かった。2020年にハッシャダイソーシャルを立ち上げたこともあって「わかんないな

もっとみる
みんなで悩んでいきたいことがある。【2023年9月21日】

みんなで悩んでいきたいことがある。【2023年9月21日】

最近、考えていることのなかに「おれたちはどう生きるか」というものがある。この思索の旅は「君たちはどう生きるか」を観たから、というところからのスタートではなく、すこし違うところからスタートした。

ここ数日、「自己肯定感」みたいなものについても考えていたけど、そんな言葉が必要になったのは、ある程度、生が保証された世界になったからなのではないかと思っていて。(もちろん、今日のメシが食べられないほどの貧

もっとみる
みんなが知らない景色を知っていることの強さ。【2023年9月20日】

みんなが知らない景色を知っていることの強さ。【2023年9月20日】

ハッシャダイソーシャルのメンバーであるアキとキャワがコンビを組んで「M1グランプリ」に出場する。8月末、みんなでご飯を食べているときのふたりのかけあいがおもしろくて、その場で「M1でてみよう!」となって、調べたら締切まで3日だった!そのまんまの勢いで応募をして10月の頭に1回戦。

さすがに勢いでいきすぎだろう!と思って、いろいろ心配していたけど、2人とも、思ったよりノリノリでいて、「ひとまず現段

もっとみる
「自己肯定感」はどこにあるのか。【2023年9月19日】

「自己肯定感」はどこにあるのか。【2023年9月19日】

「日本の若者は自己肯定感が低い」みたいな調査の結果はたくさんあって、実際に高校生と話していても「わたし、自己肯定感がめっちゃ低いんです」というようなことをよくきく。この「自己肯定感」って言葉があることで助かる人もいるのかもしれないけれど、この言葉のせいで苦しんでる人もたくさんいるよなー、きっと。

でね、おれ、この「自己肯定感」の捉え方がちょっとちがうんじゃない、と思うことが多くてね。

多くの人

もっとみる
応援の循環。【2023年9月18日】

応援の循環。【2023年9月18日】

「CHOOSE YOUR LIFE FES 2024 #18歳の成人式 」の準備が動きはじめている。去年の動きだしは、自分たちだけだったけど、今年は「仲間になりたい」とどんどん声をかけてもらっている。こんなにうれしいことはないなぁ。

特に、今年に参加してくれていた19歳のメンバーからたくさん声をかけてもらえているのがほんとうにうれしい。

「今度はおめでとうって心から言いたいです!あのおめでとうに

もっとみる
ハッシャダイソーシャル3.5周年のご挨拶。三浦宗一郎

ハッシャダイソーシャル3.5周年のご挨拶。三浦宗一郎

今日は日記というより、いつも応援してくださっている皆さんに向けて書きます。

今日、ハッシャダイソーシャルの設立3.5周年記念報告会を開催しました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

「3.5年」というのを周年というのかはわからないけど、このタイミングでハッシャダイソーシャルとしてのビジョン・ミッションを見直したこともあり、これまでのご報告も兼ねてやることにしました。

思えば、

もっとみる
まだまだ、こんなもんじゃねぇ。【2023年9月15日】

まだまだ、こんなもんじゃねぇ。【2023年9月15日】

最近、いろんなところで「おれたちはまだまだなんですよ」ということを言っている気がする。これは、褒めてもらえることが増えたというありがたい話でもあるのかもしれないけど、この「まだまだです」は謙遜とかでなくマジなやつ。

「ほんとうにすごいと思います!」というけど、あなたが思うほどまだまだすごくないです、ということもあれば、逆に「あなたの活動は意味ない」みたいに言う人もたまにいて、あなたは僕たちの何を

もっとみる
不安とともに。【2023年9月13日】

不安とともに。【2023年9月13日】

「未来が見えなくて不安」という悩みをよく相談される。10代の高校生から、いや、20代前半の人からも相談される。未来が見えなくて不安になる原因としてなんとなく社会に覆いかぶさる空気感みたいなものも影響しているのかもしれない。

それで、今の自分で言えば、なんとなく進む方角は見えているが、実際にやることといえば、とりあえずやっている感覚が強い。未来は見えているようで見えていないし、見えていないようで見

もっとみる
夕陽の光はあなたの元にもまっすぐ届く。【2023年9月12日】

夕陽の光はあなたの元にもまっすぐ届く。【2023年9月12日】

三豊の父母ヶ浜にて海に沈む太陽をみていた。傾き、オレンジ色となった光は、海に反射をしながら、きらきらと自分に向かってまっすぐのびる。「ああ、特等席だ」と思ったけれど、冷静に考えればこの光は自分以外の人のところにもまっすぐ届いていると、すぐにわかる。当たり前の話。

だからと言って、どう、ということでもないから、周りにいた人にも言えなかったんだけど「これってすごくない?」、ここに書いた。太陽はただ自

もっとみる

よき縁は何からはじまるのか。【2023年9月11日】

今日「縁を感じるなぁ」と思うことがいくつもあった。今、香川県三豊市にきている。そもそも、三豊には縁を感じていた。

数年前、講演をしたある高校の生徒からインスタにDMが送られてきた。「宗一郎珈琲ですって!」と一言添えられた写真には、美しい浜をバックに見てるだけで幸せなこみ上げる笑顔がプリントされたキッチンカーがうつっていた。「宗一郎」という名前はやっぱり意識してしまう。そして、何よりその笑顔がずっ

もっとみる