2023 ヴィッセル神戸　MF編

2.飯野七聖

シーズン序盤の怪我で出遅れた感はありましたが、6月くらいから戦線に復帰してきたスピードスター。昨シーズンの夏に加入し、ACL横浜FM戦では鮮やかなループを決め、ベスト16に貢献し、躍動した昨季とは対照的に、今季の先発は4試合。
25節東京戦では失点に絡むミスなども目立ち、個人的にはSBより、WGの選手かなという印象なのでMFという括りで評価させていただきます。ただ本人も悔しさをバネに29節横浜FM戦では先発を飾り、90分間走り切りました。この姿は見ていてとても感動しました。来季もサイドを駆け抜けて欲しいです。

5.山口蛍

今季は本人にとっても色々なことがあったと思います。シーズン序盤は思うようにコンディションが上がらなかったと思います。イニエスタ退団で、キャプテンとして引っ張っていき、優勝をしなければいけないという様々な重圧などがあったと思います。ですが夏以降は調子もあげ、チームもまとめ、離脱もありましたが、33節名古屋戦では満身創痍の中ピッチに戻ってきてトロフィーを掲げた姿は本当に嬉しかったです。頼もしい俺らのキャプテンです！

6.バーリント・ヴェーチェイ

未月負傷で急遽やってきたヴェーチェイ。ハンガリー代表でユーロ予選の経験もあるなど、かなり期待感が高まる中の加入でした。ですがコンディションが上がらず本当の実力を出すことのないままシーズン終了。報道では退団が濃厚と言われていますが個人的には残ってくれたら中盤の層が厚くなるのでACLもリーグも取りにいけると思います。

14.汰木康也

今季から背番号を14に変更したイケメンドリブラー。4月の5戦で3ゴールを奪うなど好調でした。けれど、シーズン後半につれキレキレドリブラーは影を潜めていきました。ですが、最終節G大阪戦では後半途中から出てきて、ボールを持つとやはりワクワクさせてくれました。まだまだこんなところで終わる男ではないと思っています。来シーズンに期待です。

16.齊藤未月

神戸が前半戦に10勝4分3敗でした。後半戦は11勝4分2敗でした。前半戦にいい流れに乗れたのが優勝の要因だと思います。前半戦のMVPに推したいのが未月です。シーズン通して出れていたら代表入りも、ベストイレブンもあったと思います。だからこそ本当に怪我が惜しいです。けれどそんなこと言ってもどうにもなりません。今は前を向いて、彼が戻ってきたら笑顔で迎えれるようにしたいですね。頑張れ！未月！

18.井出遥也

本当にイデハルには驚かせられました。まず加入のリリースが出た時の印象として、誰？ていうのが本音です。例で言えば櫻内渚選手のようにあんまり出番なく終わるんじゃないかというのが印象でした。ですがシーズンが始まってしまうとびっくり。開幕スタメン含め前半戦11試合出場。まさかこんなに絡んでくると思いませんでした。シーズン中盤は外れることもありましたが、33節優勝に近づく先制ゴール。ほんと嬉しかったです。来季はもっとゴールに絡んでほしいです。

20.新井瑞希

夏にやってきたイケメンドリブラー。神戸デビュー戦となった柏戦。この試合の新井のドリブル成功率は100％。ただ残念だったのはクロスが少し雑だったこと。
大迫や、中の選手に合わせに行くのもいいけれど、もう少し自分で点を取りに行くドリブルを見せて欲しいです。保有元の横浜は降格したので去就が気になります。個人的には、よっちやイデハルと仲がいいのでぜひ来年も神戸でやってほしいです。

22.佐々木大樹

今年化けた選手の1人ですね。今まではあまりパッとしない選手でした。ですが今季はIHで輝きを放ちました。ブラジルで磨かれたフィジカル、それを活かしたボールキープに加え、今季は得点もついてきました。キャリアハイの7ゴール。ですがまだまだ取れるシーンもあります。来季はぜひ13番をつけてほしいと個人的には思います。

31.中坂勇哉

ワクワクライオンの輝きはどこへ。。。
2021シーズンのアツ体制では28試合に出場、3ゴールを決め、主力として活躍。
これからブレイクしていくと思われていましたが、翌年は監督交代、残留争いなどで試合に絡めず、今季も終了。現在26歳。まだまだ衰える歳ではない。
環境を変えるか、それとも神戸で覚醒するのか。ぜひ神戸でワクワクさせて欲しいです。

33.扇原貴宏

後半戦キーマンの1人。昨季、イニエスタが希望して横浜FMから獲得した扇原。
当初、サポーターはあの高精度ロングパスが観れるとワクワクしていました。
ところが、コンディション不良もあり、12試合の出場にとどまり、今季も未月の活躍もあり、試合に絡めていませんでした。ですが未月の怪我の穴を埋めるような活躍。25節東京戦蛍の劇的同点弾を演出したのはタカのロングボールからでした。来季は開幕から先発を飾って欲しいですね。

36.安達秀都

可愛らしいお顔の安達くん。リーグ戦の出場はありませんでしたがルヴァンで4試合出場。まだまだこれからの選手なので楽しみです。大切に育てていって欲しいです。

38.浦十蔵

名前渋すぎスピードスター。本職がWGですがステップアップリーグではSBでプレーしていました。このコンバートが上手くいったら面白そうです。個人的には裏抜けが上手い印象を受けたので、2トップでサコと組ませたら面白そうだなって思っています。順調に育って欲しいですね。

44.日髙光揮

20歳の風格とは思えない日髙。夏にレンタルバックし、リーグで3試合にベンチ入りしました。リーグ初出場も経験したので来季はもっと試合に絡めることを望んでいます。

64.フアン・マタ

世界を渡り歩いてきたスーパースター。どんなプレーを見せてくれるのかという期待。と同時に年齢も年齢で全盛期の輝きは発揮できないという半分半分の気持ちでした。唯一の出場となった広島戦も上手くボールが入らず、パッとしませんでした。退団の記事が出ていますが、彼の振る舞いがあっての優勝だと思います。ベンチでの声掛け、ファン対応は常に笑顔。大迫がいない時のオプションとして、個人的には残留してほしいです。

MF編でした。
次はFW編です。