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7/1(月)EURO2024 イングランド vs スロバキア イングランド代表の最適解はあるのか?

こんばんは。
表題について書いていきます。

まずは両チームのスタメン。

イングランド代表が予選から変えてきたことは、
アーノルド → メイヌーへの変更であった。
それ以外は予選と変わらない面子であった。

スロバキアも予選から大きな変更点はなし。

試合内容について

イングランドがボールを保持し、スロバキアは奪ってからのカウンター狙い。
スロバキアは守備ブロックを作ることと、前線からのプレスが徹底されている。

そんな中、先制したのはスロバキア。
ロングボールに競り勝って、溜めてスルーパスしたところを、見事なシュートで先制。
イングランドは一瞬の隙を突かれてしまう。

イングランドは追う展開となるが、予選から継続して攻撃の形が見えず、変化も見られない。
スロバキアの徹底した守備にただボールを回すだけの状態になってしまっている。
そんな中でもイングランドに攻守にライスは欠かせない存在だよな。。
ボールを引き出したり、守備面でのカバーに入ったり、繋ぐ役割を一番できる選手だよな。

後半に入ってからも展開は変わらず、イングランドはただ時間が過ぎていく展開に。
そんな中後半4分に中央のケインからサイドに展開し、トリッピアーのクロスにフォーデンが合わせるがオフサイド。
イングランドは後半は前への縦パスの意識、質は上がっているように感じる。ミスしてもチャレンジするっていうのを感じることができる。

そして今日スタメンのメイヌーも良かったように思う。
ドリブルでゴール前に侵入するシーンもあったり引いた相手への打開策としてありだったと思う。

そんな中、後半20分に左サイドバックのトリッピアーが負傷し、投入されたのがパーマー。どこに置くかと思ったらサカが左サイドバックにいった・・・。
正直こんな采配をする監督がいるのかと思う。。
それこそ3バックとかにして、配置変えるなどやりようがあったのではないか。

ベリンガムが試合を通して消えているなーと思ったら、試合終了間際に役者が見事なドラマを作り上げた。
もう試合も終わるかと思われたところで、ベリンガムがオーバーヘッドで値千金の同点ゴールをたたきこんだ!!

正直イングランドはこれで敗退かなと思っていた中で、首の皮一枚つながる同点ゴールで延長戦に。

スロバキアはここまで集中した守備をしていただけにこの一瞬で試合を持ってかれてしまうのは残念である。
後半15分くらいで攣ってる選手もいたから、かなり満身創痍な戦いであったとは思うが。。

延長は完全にイングランドのペースになり、前半1分にエースのケインが逆転ゴールを奪う。

試合はそのまま終了し、2-1で終了。
イングランドが辛くも勝利。
スロバキアのここまでの戦いはとても素晴らしかった。
チーム全員で集中して守り、ワンチャンスをモノにするいいチームだったと思う。


監督の采配とシステム配置の最適解

EUROのイングランドの試合を観てても、監督であるサウスゲイトの采配には疑問符がつくのは明らか。
サウスゲイトがカルヴィン・フィリップスの不在を嘆いているという記事を拝見したが、

フィリップスがいなくてもメイヌーでカバーできることは証明できた。
にも関わらず予選3試合はアーノルドを中盤で起用し続けた。
アーノルドが選手としての能力や質が高いのはもちろんだが、今のイングランド代表でパフォーマンスを発揮できるかと言われれば別問題だ。
それに加え、フォーデンやサカ、ケインなどクラブレベルで発揮しているパフォーマンスを発揮できない選手が多く、明らかに機能不全が起きてしまっている状態だ。

そこで改めて考えたいのが、イングランド代表が試合で力を発揮できそうなシステムや配置の最適解について考えたい。
筆者としては、
・ライス
・ベリンガム
・ケイン
は外すことはできない選手であるように思う。

1.4-3-3

イングランドは大前提ルークショーも怪我でいないということで、本職の左サイドバックが不在であることを考え、さらにトリッピアーが交代したことを考えるとゴメスかコンサか。
後中盤3枚、前3枚にしたのは、4-5-1としたときにベリンガムが孤立気味なのが気になったため。
ベリンガムがインサイドハーフでスペースで引いてもらうような動きもできれば中盤から前線へのボール配給も幾分かはマシになるのではないか。

2 .3-5-2(5-3-2)

3バックにしたのは純粋な左サイドバックがいないから。
2トップにしたのはケインも孤立気味であったこと、基準点としてもう1枚置きたいのというのがあったから。その中でもトニーはスロバキア戦からも途中から出てきて基準点としての役割を果たしており、ケインの負担軽減にもつながるのではないか。
正直なところ左WBはコンサでよいのか悩ましいところではあるが、スロバキア戦でこなしていたようには見えたので良いか。

例えば攻めなくてはいけないのであればWBの選手のところを攻撃的な選手として起用するのもあり。

でもって、他にもパーマーやエゼ、ゴードンなどもいるわけで、今のイングランド代表はマジで宝の持ち腐れ感がすごいな。。

悩ましいけど、4-3-3が個人的には一番しっくりくるかな。。

次はスイスとの試合になるわけだが、スイスは普通に強い。。
イングランド代表がこのままだと負けることは容易にありえる。

サウスゲイト監督が選手起用、配置の最適解を見つけてほしいところだ。
スイスも3バックだから、ミラーゲームをするなら3-5-2もありかな。

ということで今日は以上です。
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