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サッカー少年団に入団した時の話~その④~

今回も長男・次男がサッカー少年団に入団した時の話の続きです。

↓ 前回(~その③~)の話はこちら ↓

今回は、~その④~について書いていきたいと思います。


入団1年後、チームの主力的立ち位置に

長男・次男が入団して1年と2ヵ月が経過し、7月頃には長男は小5、次男は小3のそれぞれの学年の主力的な立ち位置になっていました。

幼稚園年長からサッカースクールを継続していたことがアドバンテージになり、少年団で一年かけチームプレー・戦術を覚えて以来、二人のサッカースキルは順調に伸びていきました。長男は小6、次男は小4と、それぞれ上の学年の試合に呼ばれる機会もあり、本人たちも自信がついてきたようでした。

ちなみに長男・次男は決して運動神経が良い方ではありません。
その少年団にはサッカー経験者が非常に少なく、スクールに通っている子がほぼいません。そのため、スクール経験があるだけでエース級です。

長男はDFとして、次男はMFとしてチームで活躍する機会も増えました。ただし両学年ともに試合に全く勝てないのは相変わらず…地区の中でもかなり弱い方です。
しかし勝てないながらも、二人は少年団の活動を楽しんでおり、親としても大満足で見守っていました。

ある日、チーム内での配車が問題に…

長男・次男も順調にサッカー生活が充実してきたところ…
長男が所属する小5の学年で一つ問題が浮上しました。

それは、入団前に懸念していた保護者の配車問題でした。

練習試合・大会等の試合(遠征)がある場合には、通常の少年団と同様に保護者が協力し合って配車します。

家庭の都合等でどうしても配車できない保護者は、試合日一日あたり数百円を出せば配車当番から免除されるシステムもありました。

当時私は土日出勤がある仕事だったため、毎回配車ができない事情がありました。そのため、少年団への入団を躊躇していたのですが、「数百円を出すことで免除されるシステムもある」という話を聞き、入団を決めました。

しかしながら…こちらの配車免除のシステムがあるために、実際に配車する保護者間での不公平感が出てしまい、配車の役割分担が問題となりました。
(結局誰かが配車をしなければならないため、当然といえば当然です…)

私は可能な日は配車をしていたのですが、やはりそれでは足りず…。私も積極的に配車をしていない保護者の一人としてカウントされてしまったため、土日の仕事も可能な限り調整し配車をするようにしました。

別の問題が浮上…

保護者として、これまで以上に前向きに配車しチームの運営に協力し、私自身もやりがいを持ってお手伝いするようになりました。
お手伝いのやりがいというのも、実際に少年団の魅力の一つです。

しかし…今度は別の問題が浮上しました。

長男の試合のお手伝いに積極的になっていたところ、今度は次男の学年の配車・お手伝いが疎かになっていきました。
(まさにあちら立てばこちら立たず…の状態です)

さらにもう一つ、別の問題も発生しました。

私が長男の配車をすると選手のみんなもフルで乗りますので、妻・娘は同乗できません。
妻・娘はパパ友・ママ友にお願いし、連れて行ってもらうこともできるかもしれませんが…座席スペースを埋めることになりますし、小さい娘を連れるとなるとやはり気を遣います…。バスやタクシーで応援に行くという手段もありますが…毎回となるとなかなか厳しい、、。

やはり妻・娘はチームのため、家で見守ることになります。

現実として、それぞれの学年の選手・保護者も少ないため仕方がないことでした。

改めて入団した目的を振り返る

その後も仕事の調整をしながら、長男・次男の配車・お手伝いも可能な限り続けていたのですが…
これ以上のスケジュール調整も難しくなり、ついに限界がきました。

そしてふと、冷静になって振り返りました。
自分の目的が「配車」だけになっていないか…と。

その頃から、私が長男・次男にあまり向き合えていないことに気づき、今後についてきちんと考えていくことにしました。

私が少年団への入団前に懸念していたことが、まさに現実のものとなっていました。そもそも…配車が難しいから、私は入団を躊躇していたことを改めて思い返しました。

そして妻が子供たちの試合のプレーを観に行きずらい…というのも大きな悩みポイントの一つでした。

親として移籍を検討し始める

その後、ネットで「他のチームはどうなのだろう」と調べ始めたところ、
どうやらジュニアサッカーの『クラブチーム』は配車当番が不要らしく、チームによって専用バスもある」ことを知りました。

もちろん、試合では自分の子供の送迎が必須になりますが、家族全員で応援にいけますし妻も子供たちの成長を間近で見ることができます。

ということで、ここまでは完全に私・親の都合ではありますが…
まずは親としてクラブチームへの移籍を検討し始めました。

~その⑤~に続く


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