サッカーコーチのお金事情
サッカーコーチは稼げるのか?
結論から言ったら稼げません。
元日本代表、J1で活躍してた選手クラスであれば年間700〜800万もらえるぐらいです。しかし、それも母体によって大きく変わります。
資金力のあるチームや学校であれば高い金額で契約して貰えますが、そうでない場合は元J1の選手でも400〜600万程です。
高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、僕は他の人が遊んでいる中、
練習に励み、多くの時間とお金をかけて死にものぐるいでプロ選手なった事を考え
ると安いなと感じます。
ましてや誰でもできる職業ではないからです。
元日本代表、元プロ選手で上記の金額ですので、そうでない人はもっと安いです。
360万、月30万あれば高い方です。しかし、それに基本的に社会保険などの福利厚生はつきません。
昼の幼稚園などのサッカー教室から始まり、夜の中学・高校生のトレーニングまで働いて月に20〜25万程です。
もちろん上記に挙げた金額や労働環境等は一概にみんな同じではありません。
好きな事で生活出来るので有難い事ですが、将来的にはとても不安な部分が多いです。
もし怪我をして動けなくなったら仕事は無くなりますし、契約を更新されなかったら給料はなくなります。
なので多くの人はサッカーコーチをするとなったら教員免許を取って、学校の先生としてサッカー部に携わることが多いです。
安定した職について好きなサッカーを教える。
しかし、僕としてはサッカーコーチとしての職業が未だに成り立っていない事は寂しく感じます。
仕事はサッカーコーチしてますと言うと、「将来大丈夫なの?」、「稼げんの?」、「大変だね」、などの言葉ばかり聞きます。
もちろんその中でも「サッカーコーチを仕事に出来るなんてすごいね!」などの有難い言葉を頂くこともあります。
こう言う言葉を聞くとまだまだサッカーの価値は低い、どうしたらサッカーの価値は上がるんだろうなと思います。
まとめ
サッカーコーチは現状、稼げません。
しかし、子どもたちの成長の過程を見えること、指導者の言葉・接し方で良くも悪くも人生が変わること。
そこにはお金には変え難いものがあります。
私たち指導者がサッカー・スポーツの価値を高めていく事が、1番の近道であり、やらなければいけない事だと思っています。
次回はどうしたらサッカーコーチになれるかを記事にします。
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