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湘北高校バスケットボール部

彼らはわたしの青春でした。

コミック1周目は流川がただかっこよくて、親衛隊よろしくキャーキャー言ってみたり。
そうするうちにミッチーが気になってきて、その延長で神さんも気にかかる。それでも「成長」「変化」を泥臭く表現してくれるミッチーは、安西先生のセリフとセットでここまでの人生を何度も何度も助けてくれました。ミッチーがいたから、わたしはどんな状況でも美しい弧を描くことができる。ミッチーが活きるのは、フリーになった瞬間を見逃さないリョーチンがいるから。ドリブルこそチビの生きる道とリョーチンはいうけれど。そうじゃないよ。あなたの努力に裏打ちされたスピードと他者を思う視野の広さが、ほかのだれかを活かしてくれてるんだよ。そうして再び「そんなタマじゃねーよな」とミッチーにパスを差し出す流川に射抜かれて、あれだけの安定感がありながら主役じゃなくていいというゴリの脱皮に感服し、そうしてやっぱり花道に眠る可能性と爆発力に頬を打たれるのです。

花道の開花が湘北をここまで強くした。
最後にコミックを読んだのは10年以上前…何も見なくても、セリフや絵がわたしの中でいくらでも再現できます。
もう一度彼らに会うのが楽しみなような、怖いような…

ある方のインスタの投稿に鼓舞されてここまで夢中で書いてみました。
再会の折にはもう一度スラムダンクのために筆をとりたいと思います。

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