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ティール組織勉強会         第Ⅱ部 第3章 自主経営/プロセス~自主経営への四つの誤解(P225)

<著書 要約>

ティールでは権限を委譲されているわけではない。
組織の繊維そのもので、組織構造、意思決定、経営の仕方に働く人が組み込まれている為、一人一人が権力を求めて争う必要がない。
既に持っているからである。
ただ、自由には責任が伴い、様々な問題や辛い決断を経営陣に丸投げし、面倒な事を管理職に頼めない。
非難や、無関心や怒りに逃げ込む訳にはいかない。
誰もが成長し、自分の考えや行動に全責任を負う必要がある。

ティール組織(フレデリック・ラルー著)

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 個人と周りが調和している様な状態を作り上げるには、まずは個人の自己実現が必要だと感じます。
ティール組織で周りと調和を図るためにはまずは、個人が精神と肉体面そして、世界とに調和がとれていて、人としとシンプルに健康である必要があると思います。
 マズローさんの欲求五段階説ではないですが、ティールでは個人が人として健康でないかぎり、組織で調和がとれ目的へ向かって行く事は難しい様に思えます。
  ティールだけではなく、全ての行為に繋がると感じますが。
例えば、人の最低限の生存欲求(性欲・睡眠欲・食欲)が満たされると、次にそこに安全に暮らしたいと感じ、身の回りの利便が整うと次に仲間と仲良く暮らしたいと思います。
さらにそこから仲間から自分の存在を認められたいと感じられるようになり、最後の段階に自己実現がやってきます。
自分に嘘偽りなく生きていくと言うことだと感じます。
 先日の先生のコメントでも拝見しましたが、例えば1000万を稼ぐと言う目標があったとして、そこの裏側にはどんな心理が隠されているのか、と言う様に、全ての行動に繊細な気づきが必要だと感じます
 私はサバイバル系のTVをよく見るのですが、自分が急にジャングルに放り出された時、この様な心理になると思います。
まずは生きるために、水や火、食料の確保。
次の、欲求として、寝床をさらに快適にしたい、
そこから話す相手を探し始めます。
そして、そこから仲間から愛され、その仲間(団体)の為に自分の人生を捧げたいと考える様になるのです。
〈欲求五段階説〉
1層:生理的欲求(食欲、睡眠欲、性欲)
2層:安全欲求(安全に暮らしたい)
3層:社会的欲求(仲間と仲良くしたい)
4層:尊厳欲求(認められたい)
5層:自己実現(貢献)
 ティールでは、1から4層目を超えた所の意識化にあるのかなと感じます。
精神とは非顕現的な世界なので、言葉や図で簡単に表せないとは思いますが、その為にはまずは一層目を整えていく必要がある様に感じます。
 その為に、世界と自分の立ち位置、そこへの「気づき」が必要で、それには「経験を外していく」という作業が必要で、その為には「目的」を見出す必要性がある様に感じます。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

「非難や無関心や怒りに逃げ込む訳には行かない」とありましたが、逃げ込みたくなるのは自分が内外問わず負の感情に触れたときだと思います。
 自分も負の感情を抱かない訳ではないので、他人にも逃げ込みたくなるキッカケを作ってしまっているのかもしれないと気づきました。
自分の感情を偽る必要はないと思いますが、ネガティブを撒き散らす様なことはしたくないなと思いました。

◆◆スタッフMさんの感想◆◆

避難や無関心や怒りに逃げ込むわけにはいかない。
個人が自己実現していても、無関心であれば調和は生まれない。
自分だけがOKなのではなく、ともに理解しあい、相手がOKであることへの配慮や責任も持てたらいいのかな、と思いました。

◆◆加藤院長 コメント◆◆

論点が、曖昧になってわかりにくいので整理すると、
スタッフSさんが読まれた部分での要点は
「誰もが成長し、自分の考えや行動に全責任を負う必要がある」
ここですかね。
 要するに、
目的を見出すにせよ、
自分の望む人生をつくるにせよ、
前提として
「誰もが成長し、自分の考えや行動に全責任を負う必要がある。」
ここの覚悟をもてるかどうか
ですかね、 

◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 次に進むためにも基本的なことから整えていくのは大切だと知ることができました。


◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 自由には責任が伴う。
進化、成長するにはどうすれば良いかは主体的になって行動していくことが重要
だと思いました。

◆◆スタッフYさんの感想◆◆

 自分が成長するという意思がないと、自由には責任が伴い、自由を手にすることがこわくなりそうです。
成長する意思に伴い、自由を手にする自信を持てるように思います。


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