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ティール組織勉強会         第Ⅱ部 第4章 全体性を取り戻すための努力/一般的な慣行(P237)

<著書 要約>

 人は心底ではお互いに深く結びついていて、全体の一部であるにもかかわらず、それを忘れてしまうというのだ。
皆バラバラに生まれ、育っていくうちに、自分たちの深いありのままの姿からも、自分を取り巻く人生や生活からも切り離されたと感じるようになる。これらの教えは人生における最も深い使命感は、自分自身の中の、そして外部世界とのつながりを通して全体性を取り戻せと要求している。
この精神的なつながりによってティール組織の第二の突破口が開け、全体性を取り戻そうとする私たちを支える空間が出来上がる。私たちが思い切って自分自身すべてを職場に、持ち込むと驚くべきことが起こる。
=中略=
 全体性を得られれば、人生は充実したものになるだろう。
自分の中にこれまで想像もつかないはるかに充実した人生があることを発見して驚くことになる。
同僚との関係も職場をつまらなく非効率的していたものも多く消えてしまう。

仕事は同じ職場で働く仲間同士で助け合って自分たちの中に埋もれていた偉大さを発見し、自分たちの使命を明らかにするための器になる。

◆◆スタッフMさんの感想◆◆

『この精神的なつながりによって』
『全体性を得られれば』
というフレーズがあります。
このような状態に行きつくにはお互いの全体性を互いに認める器が求められると思います。
 そこまで互いに成長していく土壌をもち、進んでいった先までたどり着いてみたいし、その時の感覚を組織として味わってみたいと感じました。

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 全体性を得る前にまず本来の自分自身の深い奥底にある本音を見つけ出す事が必要だと思いました。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 私も自分自身を個として認めてほしい、認められたいという欲求にかられます。
その欲求が強くなればなるほど、全体の中にいる自分から、遠ざかってしまうような感じがします。
自分自身が自分を認めることで、集団の中で個を求めるのではなく、個の集まりが集団であるという心地よさも感じれるようになるのかなと思いました。

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◆◆加藤院長 コメント◆◆

「お互いの全体性を互いに認める器が求められると思います。」 
全体性は全体性であり、個々、各々が違うものではなく 別々のものでなく、 逆にいえばお互いを認める必要もない、 壁がないものになるのだと思います。
その全体性とは、(他)を認めるものではないとおもいます。 
認めなくてもわかるもの、つまり お互いが元々持っている本質てきなものを掘り出した感覚。
格闘家がが、戦わなくても 対峙しただけでお互いの強さがわかる感覚
イチローと 松井が 多くを語らなくてもわかり会える感覚
落合が 一年目の衝撃的なプロデビューを果たした清原に、「本質がわかっていない、(全体性がわかっていない)」とテレビの前でいえる感覚
全体性とは、「お互いを認めるものではない」これは 強烈に意識したいです。
https://www.youtube.com/watch?v=FKvxI9EYvX0
スタッフA,Bさんがおっしゃるとおり、 全体性とは他人との関わりのなかに在るのではなく、ひたすら自分自身のなかに見つけていくしかないものだと思います。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 まず自分自身を深く知らなければ、全体性が得られないということなので、自分を見つめ直していくことを続けていこうと思います。
簡単なことではないですが、月日を重ねていく中で様々な経験をし、新たな自分や変化した自分に気付くこともあると思います。
日々少しずつ変化しているからこそ、見つめ続けられるのだと感じました。

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◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 心底では結びついているはずなのに、それを忘れてしまっているのですね。
それぞれ、育ってきた環境などの違いによって自分たちは違うものと認識してしまうと感じました。
自分自身を知ることから始めていきたいと思います。


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