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ティール組織勉強会         第Ⅱ部 第2章 自主経営/組織構造~チーム間の人員調整と知識の交換(P128)

<著書 要約>

 顧客からの発注は変動するので、あるチームが忙しくて、他のチームが暇になることはいつでも起こり得る。
FAVIは定期的に各チームの代表者が数分間集まり、どのチームが人手不足か、過剰かを確認し合う。
FAVIのフランクのゾブリストに対する提案に対して
「やってごらん。君にはその仕事が上手くいくだけの条件が備わっていると思う。しかしそれは僕が決める事じゃない。君にそれだけの価値があるってことをチームに示す必要があるよ」
と答えた。
フランクはそれに成功した。

◆◆スタッフNさんの感想◆◆

 当院でも患者が各部署を流れていくので、上記のような状況は生まれます。
当日の人員配置変更には資格的に難しい部分もあるのでリハ→診察にしたり患者の流れを変えることで対応していることは当院ならではの部署間の連携につながるのかなと感じました。
 また、ゾブリストがフランクにかけた言葉はモチベーションを上げる言葉かけに感じたので、自分が言われたら頑張れそうな言葉を仲間に伝えられるようになりたいと思いました。

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◆◆加藤院長 コメント◆◆

 ありがとうございます。 
当院の業務を振り返ってみると、資格の壁はあるとはいえ、事務 リハ 看護 臨床検査技師 放射線技師 医師 清掃員で、それぞれができる業務というのが、意外に多いです。
それを、 忙しい時に、どの部署でするか、 というのは、 仕事の優先順位をチームで統一する必要があり、その優先順位の背景になっているものが、 チームの 価値観理念です。
 そして 現実的に 優先順位をつけていく上で、 重要となってくるのが、お互いのポジションでの業務のある程度の理解です。
あらゆるポジションの人に、リハ研修を 当院が 重要視している理由が そこにあります。
 さらに現実的に、優先順位を「実行」していく上で重要となるのが おっしゃるように相手のモチベーションを上げる言葉ですね

◆◆スタッフSさんの感想◆◆

 人員調整は日々連携を取ってしていますが、それでもお互いにもっと改善する点はあると思います。
ある程度予測を立てて話し合いをしてても急に処置が沢山入ったり、MRI検査が入って同意書取ったり案内があったりお互いに手が人員不足になることもあるので、状況把握を互いにしてどの様にすればその時のベストなのかを考えて、伝えて、もし上手く行かなかったら何が問題だったかを日々振り返り、次に繋げるように日々していきたいと思います。

◆◆スタッフMさんの感想◆◆

 本日のミーティングでもありましたが、人員がいる時こそ、いない時を想定して動くことを予行演習する。そしてどこをどう改善出来るか、どういう連携の可能性があるかを話し合うのも良いかな。と思いました。

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◆◆スタッフHさんの感想◆◆

 日々の業務の優先順位を見ながら、お互いの部署が協力していくことが大切なんだと感じました。
そして、うまくいかなかった時に何が問題だったのか、問題をきちんと明確にし向き合っていくことも必要と感じました。


◆◆スタッフTさんの感想◆◆

 先生が仰っている優先順位を統一することやお互いの業務の理解が大切だと感じました。
 また、やってもらって当たり前にならないよう、感謝の心、言葉は忘れないようにしたいです。

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