まだまだ終わらない答え

人生の岐路って一体幾つあるんだろう。

入学、卒業、結婚、恋人や大切な人との別れ、再会、仲直り、新たな出会い…
楽しい岐路ならいくつでも受け止められるけど、最近の私は悲しい岐路がとても多い。
いや、もちろん分かってる。
気の持ちよう、それを良きものと捉えるかは自分次第だってこと。

でも実際今の私はお腹はとうに空いているというのに、ご飯も食べられないくらい苦しくて、悲しくて、泣きすぎて頭が痛い。

どうにもならない思いはもはや行き場を無くし(←もちろんちゃんと相手には伝えました。)、頭の中をぐるぐる廻るだけだ。

喉元過ぎればなんとやらで、経験者たちは(もちろんかくいう私も)時間が経てばとかそういう言葉をかけてくるだろう。
でも響かないのだ。そんな言葉は今はなんにも響かない。
欲しいものはその相手その人だけなのだ。

悲しい想いと交差して、今はどうやったって離れるべきだった、未来は分からないじゃないか、そういう想いも少し掠めていく。

ここまで読んでもらった方にはなんとなく察してもらえたと思うが、2年半付き合った方とお友達になった。
彼とは上手くやっていた、家族のような関係を築けていた、そういう風に捉えていた私に彼が投げかけた言葉は「最近友達として好きかも」というものだった。

あぁ、そうか。私たちは圧倒的に会話が足りていなかったんだ。
結婚についても彼の忙しい状態を見て落ち着いたこれから進めていくものだと思っていた私と、この2年半で進めたかった彼。
私たちはすれ違っていたのだ。

正直お友達という形で結果は出したが、折り合える答えは見つかってない。
わたしは好き、彼は友達。
これからも変わらない答えかもしれないし、なにか変わりゆくものもあるかもしれない。
分からないことは考えても仕方ない。
でも考えちゃうんだよなぁぁぁ。
人間だもの。

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