地獄の淵からこんにちは

地獄の淵からこんにちは。

ここは地獄にとにかく近い、地獄の淵。

そりゃまあ、地獄の方面なんで、いても楽しいことなんてひとつも無い。それでも、ここまで落ちて来てしまったんだよね。

ここまで来たもともとの原因は、10年くらいの間に少しづつ積もっていた俺の自分に対する嫌悪とか居心地の悪さとか、そういうのだったと今は思う。

そういうネガティブな感情に対して俺は、「酒を飲む」ってかたちで向き合ってきた。

その結果がここ、地獄の淵。

いままで酒を飲んで色々なことをしてきた。記憶が飛ぶのは当たりまえ。知らない人に喧嘩ふっかける、物をこわす、普段は言わない失礼なことを言う、警察から罰金をもらう、病院搬送される、飲酒運転で交通事故を起こすなどなど。

俺は毎日酒を飲むわけではないけど。でも一回飲みだすと制御がきかなくなる。もう一杯、もう一杯ってやってるうちに、気が付くと酩酊状態。そんなつぎの日は、ゆび一本動かすのもつらいような激しい二日酔いと、前夜やったことへの恐怖、羞恥、嫌悪と闘いながらすごす。

もしかしたら怒りのメールや、自分の醜態の動画や画像が送られてるのではと思うと、携帯も怖くて見れない。

そして先月の30日、また記憶をぶっ飛ばすまで飲酒。今回は産まれてまもない赤ちゃんを連れて嫁に出ていかれそうになる。

嫁には完全に愛想をつかされた。

頑張ってふたりで作り上げてきた家族が、一晩で崩れ去るところだった。

嫁も娘も何も悪いことはしていないのに。

そんなことがあって、俺は現在地獄の淵をさまよってる。

でも、何とか這い上がろうと思う。

これ以上まわりの人たちを傷付けたくないから

家族や友人を失いたくないから。

自分を好きでいたいから。

昨日ヘルプラインに電話をして、カウンセラーと話した。そこで地域のカウンセラーを紹介してもらったから、今度連絡してみる。

今回noteを始めたのは、俺が酒とたたかう記録を文字として残したかったから。

明日でシラフ一週間。まだまだ地獄の淵だけど、一日ずつここから這い上がっていこうと思う。