DIYでカーポート修理
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
長いこと放置されていた実家のカーポートの屋根。田舎の集落の東の端にあるせいで強風の煽りを受けて飛んでしまうこと数回。その度に業者に頼んで修理を重ねたようだが、ある時に割れた破片が隣の集落まで飛んで行き、とあるお宅の衛星放送のアンテナにぶつかり、木の窓枠に刺さったらしい。幸いなんともなかったようだが、随分と苦情を受けたようで、それ以来直しても壊れて気分を悪くするくらいならと、両親はそのままにしたようだ。
が、アルファロメオを停める都合上、自分としては治したいのだが、壊れている3枚を直すのに6万円かかるという。ちょっとなんだかなぁっていう出費だなぁって思い、秋だけど店の夏休みにて時間があるので、DIYでやることにした。
一般的なカーポートに使われている透明な屋根材はポリカーボネートというプラスティックで、厚みと大きさがあるものは入手しにくい上に高価。そこで、プラスチック段ボールという建築の養生に使うものを流用。ちょうど厚み4mmと同じで、これなら軽いのでもしもの場合も心配ない。それに何より安価で1枚695円！。全部で5枚使うのと両面テープ合わせても知れてる。屋外での耐久性は未知だが、まぁまた交換で済む。
寸法を測ってローターカッターで切って、足りない長さは継ぎ足しして板は完成。抑えるゴム部品のネジ留めを外し、バールでこじ開ける。段取りの都合上、足場用の三脚を用意しても、結局全部の屋根を外し付け直さないといけなかったのには辟易。*人工(にんく)が高いのはだからだろう。それでも穴の空いてる箇所にプラ段ボールの板を乗せ、プラハンマーでゴム部品を叩いて嵌めるだけなので、半日かからずに完成。
これから台風シーズン。これで安心して916スパイダーを停めておける。で、「お疲れさん」とビールが美味い屋根越しの秋の空。色違いで3色モザイクなのはご愛嬌。
よし、ガンバラナシませう。
*人工(にんく)…職人の手間にかかる賃金
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