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簡単に捨てない

 目指せスーパースター。蕎麦宗です。

 気に入って使っているmont-bellの財布。長年の使用で、開閉部分のマジックテープがくっつかなくなってしまった。アウトドア用に作られている商品だけに、使用される生地は非常に頑強で擦り切れたりする事もないのだが、いかんせんマジックテープの宿命で仕方ない。

 とはいえ、簡単には捨てないのが昔からの習慣。治せるものは治してでも使い続けたい。で、恵まれたことに自分の母親がパッチワーク教室の講師をしているくらいの裁縫のプロなので、その財布の修理を依頼した。
 とりあえずマジックテープを貼り治してもらうだけのつもりだったが、その道の人からすると簡単では無く、分解を要するという。

 いつ頃からかはわからないが、『世の中なんでも使い捨て』の文化が幅を利かせるようになり、修繕して使うことを前提にしない設計・デザインが普通だ。
 僕はそれを《もったいない》と思い続けている。モノにも寿命があって、本当にそれが尽きるまでは使い続けたいし、そうやって長年に渡って使いたいと思うものでなければ手にしたくない。

 結局、ほとんどのパーツを分解して新造に近い形で作り直してくれた。とんでもなく手間が掛かるのは見ていれば分かるし、それを簡単にやってのけるのは母親とはいえスゴイ。なので、「褒めてつかわそう!」ということで修繕代を支払った。
 その金額に少し足せば新品が買えるとしても、これでまた何年も使えるようになる方が嬉しい。ありがたや。

 何であれ、愛着あるモノをずっと大切にしたいものです。

では、ガンバラナシませう。

#治して使う #修繕できるデザイン #愛着あるもの #対価を支払う #もったいないから

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