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4年ぶりの【青虫アゲハとサンショの木】

 旅するスーパースター、蕎麦宗です。

 もう4年前の記事になるが、自宅の庭に生えているサンショの木にて、アゲハ蝶が成長する様子を書いた。それが↓こちら。読んでない方も覚えてないなーって方も、ぜひ先に読んで頂きたい。

 そのアゲハ達は、ここから巣立った後も毎年毎回繰り返し我が家の庭にやってくる。帰巣本能だろう。その影響か、2本のうち片方のサンショの木は枯れてしまった。
 しかしながら、天敵などの厳しい自然に揉まれたゆえに、決してアゲハの数も増えはしない。だからか、残ったサンショの木がこの4年間でずいぶん大きくなった。するとまた、あのアゲハの子孫達だろうか?!沢山の卵を産みつけにやってきて、孵化した幼虫はモリモリと葉っぱを食べ出した。そのうち全部で10匹以上の青虫が、脱皮を繰り返して大きく育ってきた。

 そんな様子を見た父親が、ふたたび『飼おう』と思いたった模様。背丈程のかごを組み囲んでサンショの木を覆い、鳥やカマキリなどの天敵から青虫達を守る事にしたらしい。
 ある晩は夜更から雨嵐になると聞いて、夜な夜な籠をブルーシートで囲んだ。【ヘビとメジロとブッダの哀れみ】を書いた自分からすると、随分と過保護だなぁと思うけれど、本人は沢山のアゲハ蝶を巣立たせたい想いなので、ついつい一生懸命になるのだろう。

 さて、今年は何匹が無事に育ち上がってチョウになるのか。見守る父親の気持ちと同様に楽しみになった。そして、それはそれでちょっとした日常の小さな幸せでもある、と想ったタイミングで、養老孟司氏の見事な言葉に出会った。その紹介は次回。また書くことにしよう。

では、ガンバラナシませう。

食欲旺盛な青虫たち

#弱者保護 #自然の摂理 #アゲハ #蝶の羽化 #昆虫観察


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