初めて降り立つ四度目の大阪
自転車用オーダーーウェアのトップブランド『サンボルト http://sunvolt.co.jp/ 』の社長、橋本氏に会うために大阪に出向いた。
今まで、京都への修学旅行での脱線寄り道(1989年)、高知四万十川への下道ドライブの際の先輩宅訪問(2003年)、イタリア旅行の際に関西空港(2012年)と、そして今回(2020年)と、たったの4回しか大阪に行ったことがない。
自分含む伊豆の人というものは、どうも東ばかりを向いていて、大阪や名古屋どころか浜松や静岡でさえ、西の方には中々足が向かない。東京に行けばなんでも揃うし行くのに便利だからだが、たまには他の地方に目を向けると、また違ったものが見えて来て面白い。
そんな大阪、今までは通過程度で、今回が初めてのまともに降り立った。ど派手な看板が彩る街を歩き、4人の関西人と語り、串揚げ居酒屋で呑んだくれて、心斎橋のホテルに泊まった。難波も道頓堀も聞いたことはあっても伊豆人の僕には全く馴染みのない場所。なので新鮮、ここもおんなじ日本なんだよなって感じ。
さて、肝心の話もざっくばらんに楽しくできた。昨年の秋に出場した台湾KOMという大会への参加は、この橋下氏なくしては無かったものなので、まずはそのお礼を。そして始めたばかりの《CLUB SOBASO》の将来構想とその際の協力をお願いした。
橋本氏は同い年ながら、会社を脱サラで立ち上げ軌道に乗せ、10期目を迎えるそう。その分落ち着きと腰の低さが際立っているのが僕の印象だが、やはりそこは経営者。参考にさせて頂きたいことが、ソース二度付けしたくなるくらいたんまり聞けた。
同席してくれたのが社員の矢部氏と、台湾KOMでご一緒した兼松氏。2人ともmt富士ヒルクライム大会などで上位常連のアマチュアトップ選手。そしてもう1人が「当り前だのクラッカー」(年配者にしかわからないかもね)のCMで知られた、前田製菓の次期社長。自転車のトラック競技にはまっているサイクリストだが、とても穏やかで心優しい青年だった。
結局、お二人にご馳走になってしまって、お礼代わりに持ち合わせていたお土産の《ウナギパイ》を、著名なお菓子屋の専務に渡すことになったのはご愛嬌。
どこであっても、知り合いがいるとまた出かけたくなるし、遠方が近くに感じられるから不思議なものです。翌日身近になった大阪をあとにして、名古屋へと向かいました。つづく
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