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チャリ鉄の旅 その4【富山編〜翡翠色したパワースポット】

旅するスーパースター、蕎麦宗です。

チャリ鉄の旅もシリーズ第4弾!今回の舞台は富山。県全体がパワースポットと言われるこの地を、富山湾の幸と共にむしゃぶりついて走り回ります。さてさて、どんな旅路になるのやら。

今回も準備を含め、旅が終わるまでを追記する形でお知らせして行きます。記事はクラファン価格で1000円。出発は2022年5月24日。そんなこんなで【チャリ鉄〜富山編】始まるよ〜。

はじめに

2022年の年初から、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の対策の煽りを受け、蕎麦宗は酒類提供の停止と夜の部navgationeの休業とあいなった。その間、少しでも仕事や生きるモチベーションを落とさぬために【チャリ鉄〜千葉編】へ出かけたりしたものの、いかんせんやる気が湧いてこない。いつもならば、目的地へ向かうが如く《人生という旅路》の先を見通して進むのだが、その《景色》が見えぬほどに霞んでしまったのだった。

そんな時に思い出したのは以前受けた【タロット】。それにて《knower=知っている人》というカードを引いたことを紐解いて反芻するうちに《人との縁》が降ってきた。その一人《いこ》は【日本橋の星読み】に登場する大学時代の同級生。その頃、次のチャリ鉄の行き先候補は愛媛と富山のどちらにするかを決めかねているタイミングで、たまたま連絡が入ったのが彼女からだった。

『よし決まりだ!次は富山だ!』

なぜなら《いこ》は《日本橋とやま館》に勤める富山県出身者。そうとくれば動くのみ、富山情報を聞きに東京へ出向こう!。

50年生きてきた中で、ちょっとした目先の目標を追いかけて前に進むウチに、ひょんな拾い物をして人生が豊かになってゆく経験を幾つもしてきた。さて、今回がどうなのかはわかりません。でも犬も歩けば棒に当たる。とにかく一歩ずつ進む、それがたぶん今。

準備

日本橋とやま館にてパンフレットや地図をもらってから3週間、僕はルート設定に頭を悩ませていた。今回の旅で押さえたい事柄は3つ。①上市町の生駒旅館(閉館)を訪ね《いこ》の母親に会う②氷見の雨晴海岸からの立山連峰を眺める③砺波平野の山居村を駆け抜ける、である。

連絡を取って①の日程は決まった。しかしながら、富山県情報を調べるほどに実に魅力的な場所がコンパクトに収まっていることに気づく。となると、つい欲張ってあちらもこちらも観光したい。いつもどおりに《マップファン》で調べてみたら、全て回れる距離。ところが困ったことが一つ。道が繋がらないのだ。

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