目処は立ったぞ!アルファロメオ
旅するスーパースター、蕎麦宗です。
2022年3月に故障してレッカー車に運ばれたドナドナ、アルファロメオ916スパイダー。その時の記事がこちら↓
結局は8月の車検切れまで続き、退院はいつになるのか長期入院と相成ってしまった。しかし、故障箇所がはっきりと分かり、なんとか修理する手筈が整ったのは朗報。
先ずはMT(マニュアルミッション=手動変速機)。複雑な歯車の組み合わせからなるこの部分の内部ギア(歯車)の一つが割れ飛んだこと。走行中のあの甲高い金属音がそれで、予想通りではある。ただ、割れた破片がさらにミッションケース(歯車が収まる箱)を突き破って穴を開けてしまうという大事であった。今回エンジンを下ろす作業まで行っているのはそれゆえで、我がアルファロメオ916スパイダーはまるで開腹手術さながらに、バラバラになって整備工場の一角に居座っている。
当初、ミッションそのものを全取っ替えする予定でいたが、30年近い年月を経たマイナーなクルマなうえに、何分コロナ禍のこの世情。その影響はオールドカーの世界にも及んでおり、移植可能なこの部位の代替品は見つからない。そこで、後者の問題はミッションケースに開いた穴ボコをアルミ溶接する事でクリア。前者のギアに関してはなんとか本国イタリアで見つかってその到着を待った。
ところがである。入院から3ヶ月ほど経った頃、ようやく部品が届いたと思いきや、そこはマヌケなイタリアンジョブ。品番を間違えて別のモノが送られてきた。あるあるではある。当然、すぐに返送し正しい品の再送付を待つしかない。となるとまたさらに2ヶ月かかるらしいのは、*ウクライナの影響だという。はて?いつからそんな影響力を持つ国になったのか。
参ったが仕方ない、*一番搾りでも飲んで気楽に首を長くして待つしかなかろう。あんまりジラスとホントにジラフになりそうだ、とそんな感じで6ヶ月。2022年も2/3を終えて元気に走れたのはわずか1ヶ月。絶好調だったのになぁ〜、あちこち基礎疾患をお抱えの高齢車ゆえに仕方ない。と、すっかりクルマ無し生活に戻ったおかげか、チャリのタイヤがすり減っている気がする。まぁ、それはそれで良いことでもある。
さて、ガンバラナシませう。
*ウクライナ…黒海沿岸の小国一つで、いくらなんでもここまで世界中に影響を与えるわけがなかろうに…と、騙されてはいけない偏向報道に噛み付いておく。
*一番搾り…麒麟ビールの銘柄。駄洒落です。
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