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やっぱりインプットが大事なんだという話

本エントリーはDevLOVE Advent Calendar 2019の17日目の記事です。

※DevLOVEとは、開発(Develop)を愛する人たちの集まりです。この集まりでは、下記3つをコンセプトに勉強会やイベントを開催しています。
・開発の楽しさを発見しよう。広げよう。
・開発の現場を前進させよう。
・自分から越境しよう。

今年のテーマはコミュニティーの10周年イベントを受け、「それぞれの10年、これからの10年」です。僕は、10年をふりかえってみて「やっぱりインプットが大事」だったというお話をしようと思います。

僕の10年

仕事において、僕の10年の大きなトピックとしては2回の転職を経験したことです。

社会人のスタートとしてはソフトウェアエンジニアとして早く現場に出たいということでエンジニアの派遣会社で働いていました。しかしエンジニアとして働くうちに、「自分一人の力だけではなく、チームの力を最大限に引き出す役割をしてみたい」という思いがわいてきて、プロジェクトマネジメントが経験できる会社を探すことにしました。

そこでご縁があったのが前職であるナビタイムジャパンです。そこではエンジニアとして働きつつ、プロジェクトマネジメントであったり、社内にアジャイルソフトウェア開発を広める組織を立ち上げたりと様々な経験をさせていただきました。

そういった経験を積むうちに、「自社内だけではなく、もっといろいろな現場でチーム作りの支援をしていきたい」と思うようになり、現職である野村総合研究所に転職し、現在はお客様の現場でチーム作りの支援をする仕事をしています。

一方で私生活での10年といえば結婚、そして同年に飼い始めた愛兎です。

ウサギは飼うのにはいろいろなことに気を配る必要があります。運動、食事、室温などなど他の動物と比べても比較的こまかく管理をする必要があります。

ウサギの平均寿命は5~10年と言われていますが、ブレ幅が大きいのはそういった難しさがあるのではないかと思っています。妻と協力して育てた結果、ありがたいことに10年で大きな病気もなく、元気に育ってくれました。このまま穏やかに年をとっていくことを願っています。

インプットが良かった

ウサギが元気に育ってくれた要因は、運も含めいろいろあるかと思いますが、一番は食事だったのではと思っています。ウサギの食事と言えばニンジンなど野菜を食べるイメージがあるかもしれませんが、実際はそれだと栄養過多になってしまいます。なので、牧草を中心にラビットフードを補助的に与え、おやつはほどほどにというのが良いと言われています。食事(インプット)の量、バランス、質が良かったことで病気知らず、今も元気に過ごしています。

一方、自身のキャリア面も良い感じに進められ、わりと自分のやりたことができてきたなと思います。とにかく現場に出たい、マネジメントしたい、チーム作りを仕事にしたいと就職・転職を通じて実現できました。このことはちょっとした僕の誇りです。こちらもインプットが良かったからだと思っています。

・本を読むこと
・人にアドバイスをもとめること
・社外の勉強会に参加すること

自身のインプットに関しても量、バランス、質を意識していました。本はやみくもに読んだわけではなく、その道のプロが進める本であったり、現場の先輩や優秀な人に聞いたおすすめ本を中心に読みました。また、一冊では偏った考えになる可能性があるので、必ず同じ分野の本を複数冊読むようにもしていました。

自分が身に着けたいソフト/ハードスキルを持っている方に、「どうしてそういう考えに至るのか?」「どのようにしてスキルを身に着けたのか?」を聞くことや、積極的に社外に出て様々な人の話を聞くこともキャリア形成にかなりの影響がありました。

この先生きのこるにはインプットし続ける必要がある

僕の愛兎を見るまでもなく、生きていくためには食事をし続ける必要があります。しかし、ただ食べればよいのではなく、その質・量・バランスにもこだわる必要があります。

これからの10年も計画的・戦略的なインプットをし続け、まだまだ成長し続けていきたいと考えています。

「本を読むのはまだしも、社外の勉強会はハードルが高いな…」という開発に携わっている方、DevLOVEはおすすめです!開発スキル、開発手法、アジャイルなどなど、いろいろなジャンルのイベントをやっていますし、zoomで参加できるものも多く、比較的参加しやすい雰囲気かなと思います。ぜひチェックしてみてください。

まとめ

・成長には良いインプットが欠かせない
・本を読もう、人の話も聞こう、社外でのインプットもしよう

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