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チームや組織の改善をしていくなら、自分が何をやっているかをみんなに知ってもらうべし

マンガ『罠ガール』の8巻にこんなシーンがある。

地道に地域の害獣対策をしている主人公。動物を捕らえるためのわなを設定していると、住民から声をかけられる。何気ない会話を交わした後、その場に居合わせた主人公の知り合いは一言、「人気者やな」。

そのセリフへの主人公の返答が秀逸だった。

そんなことないよ。ただ私が何やってるのか知ってもらってる方がやりやすいからね。それと地域の人に傍観者じゃなくて当事者だよってことを意識してもらいたいってのもあるし。

こういうのはみんなでやらないと、私1人が奮起しても大して変わらないから。別に狩猟免許取って捕獲を一緒にやって欲しいとまでは思わないけど、「あいつが頑張ってるんだったら私も何かできることをやろう」って思ってもらえればいいかな。

そのためにまずは挨拶からだね。

『罠ガール』8巻より

これは、チームや組織で改善活動をしていくときも同じではないだろうか。

改善活動をしている自分が、どういう思いで何をやっているのかを知ってもらう。そこから、改善の輪が広がっていく。そういうことが重要なのだ。

そのためには、まずは挨拶。コミュニケーションの基本をおろそかにしてはいけない。


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