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マイルス・デイヴィス

スピーカーを変えてから音楽を聴く時間が増えた。とくに熱心に聴いているのが数年前に買ったマイルス・デイヴィスのボックスセット。コロムビア時代の20枚セットで、大変リーズナブルだったので購入した。20枚の中で持っているアルバムもかなりあったが、それらの大半はアナログレコードだったりするので、かなり久しぶりに聴き返すことになった。

あらためて全体を聴き通していくとよくわかるが、マイルスはコロムビア時代で最後のピークを迎える。アコースティックからエレクトリック楽器をバンドに取り入れて音楽が劇的に変化。ウェイン・ショーターが加入した60年代半ばから70年ぐらいまでのアルバムが今の自分にピッタリくる。

今の自分と言ったのは、マイルスの音楽は時代によってかなり違う。その時々に好みも変わり、数年ごとに違うアルバムを聴き込むこととなるが、その度にマイルスのクオリティの高さを思い知ることになる。

マイルス・デイビスの代わりはいない。ジャズ史上最初で最後のスーパスターである。









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