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赤ちゃんの頭蓋形状矯正ヘルメット治療をしてみて(2023年治療開始・卒業)

赤ちゃんの頭の形が気になったので、専門の病院を受診し、頭蓋形状矯正ヘルメットの「Qurum(クルム)」※で治療をしました。その内容について、このnoteにまとめました。

※Qurum(クルム)はジャパン・メディカル・カンパニーが開発したヘルメットの名称です。同社は「Aimet(アイメット)」も取り扱いがあり、こちらの方が有名かもしれません。2021年に新しく発売されたヘルメットがクルムで、クッションまで洗えるのが特徴です。

クルムについては、下記のリンクをご覧ください。
参考リンク:https://japanmedicalcompany.co.jp/qurum/

 このnoteは、私が治療を通して得た情報、結果をできる限り詳細に、生データを載せてまとめています。お子様の頭の形が気になっていて、ヘルメット治療を検討されている方に、その方針を定める一助となる情報になっていると思います。

ヘルメット治療とは?


このnoteを読んでくださっている方には説明は不要と思いますが、産まれて間もない赤ちゃんの頭の形を、ヘルメットを被せることで矯正する治療です。

近年注目されているようで、ABEMA Newsにも取り上げられてました。気になる方は下記リンク先をご覧ください。

「頭のかたち外来」って何? @ABEMA で無料配信中


私の娘が通っていたクリニックのサイトでは、以下のように説明されています。

頭の歪みを矯正するヘルメット治療は、ヘルメットにより頭を保護して、就寝時などに頭の平らな部位が圧迫されないように成長のスペースを確保し、かつ頭の突出部には優しい圧を与え、歪みの改善を図ります。治療を開始する適齢時期は生後3〜8カ月ですが、月齢が早い時期ほど頭の成長が大きいために治療効果は高く、一日も早い診察/検査が重要です。また頭蓋骨の成長程度や骨の柔らかさには個人差もありますので、まずは専門医へ、早め早めにご相談ください。

0歳からの頭のかたちクリニック

私と赤ちゃんのヘルメット治療

赤ちゃんの頭の形「超絶壁」が気になったので、病院を受診し、ヘルメット治療をしました。約5ヶ月の治療期間を経て卒業に至りましたが、結論から申し上げると、本当にやって良かった。自分の英断を称えたい(笑)

悩んでいた「絶壁頭(専門用語だと短頭)」が、劇的に改善されて、赤ちゃんの後頭部、横顔がとっても綺麗になりました。昨日、写真共有アプリ「みてね」を見た父からも、「頭まんまる!母の愛!」とLINEがきて本当に嬉しくなってしまいました。

自費診療のため費用が高額、また、産まれたてのふにゃふにゃの赤ちゃんにヘルメットを1日中被せ続けるなんて可哀想!何か将来的にリスクがあるのでは!?怖い!!!という想いもあって、開始にあたり非常に悩みました。

また、夫婦間でも少し温度差があるところからのスタートでした。自身が絶壁頭で悩んでいて、ヘルメット治療に興味津々の私と、全額自己負担で高額な費用、産まれたばかりの赤ちゃんでこれからの成長で頭の形も変わるかもしれないのに、もう治療をするの?!という若干引き気味な夫。何度も話し合って、最終的には治療を受けることに。

とはいえヘルメット治療は、赤ちゃんの頭の骨が柔らかければ柔らかいほど矯正効果が高いので、早めに治療を受けるに越したことがなく、じっくりゆっくり検討する時間はありません。
これがヘルメット治療の焦るところなのですよね•••迷っている間にもかわいい我が子の頭が凹んだり歪んでいくなんて•••と私は結構センシティブになっていました。

自分でネットで下調べして、複数専門機関に足を赴いて受診して話を聞き、最終的にはインスタで ”あ!この子ヘルメット治療してる!!!” と発見した友人に即DMして詳しく教えてもらい、治療を受けることにしました。

ヘルメット治療の選択肢3社

1.アイメット・クルム(日本製)
2.スターバンド(米国製)
3.ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット(米国製)

私がヘルメット治療が気になってネットで調べた際、日本ではこの3社が主な選択肢として理解しました。1.アイメット・クルムと、2.スターバンドには、実際に足を運び受診・計測をしました。そして最終的に、1のクルムを選びました。

3社の比較や特徴については、アイメットとクルムを開発・販売している、ジャパン・メディカル・カンパニー社の下記サイトに記されています。

特徴としては、国産で日本の気候や日本の赤ちゃんのことを考えて開発されたアイメット・クルム VS 米国製で歴史があり、世界中で症例の多いスターバンド、という感じで私は理解しています。

まず、「スターバンド」を取り扱うAHS直営オフィスへ
右も左もわからず、とりあえずスターバンドの計測を申し込みました。銀座と新宿にオフィスがあって、新宿に。なぜスターバンドから行ったかというと、ここだけは無料計測をやっていたからです(笑)
「なんか絶壁が気になるけど、これは病的なレベルなのか?治療可能なのか?程度がよくわからんな〜汗汗」というレベル感の私たちだったので、まず無料で診てもらえるところで様子を見たかったという感じです。

次に、「アイメット・クルム」を取り扱うジャパン・メディカル・カンパニー(以下、JMC)の提携クリニックへ
JMCのヘルメット治療ができる、日本橋にある赤ちゃんの頭のかたちクリニックに行きました。ここでは、初診(頭の計測、お医者さんの診察)に税込5,500円かかりました。他にも選択肢があったのですが、自宅から通いやすく、他の病院は小児科でヘルメット治療も扱っているという形式だったのに対し、ここは「ヘルメット治療だけの専門の病院」というところに惹かれました。

結局、クルムで決定
結果的に、JMCのクルムに決めました。

クルムに決めた2つの理由

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