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#やってみよう当事者研究 6月分の月間活動報告です!

こんにちは!soarスタッフの岩本です。

soarの新プロジェクト「#やってみよう当事者研究」もリリースから2ヶ月が経ちました!

この2ヶ月でも、みなさんとのオンライン当事者研究やsoar内部での組織の当事者研究など、さまざまな実践を試みました。たくさんの方にご参加いただいたり、SNS上で関心の声をお寄せいただいていること、スタッフ一同大変うれしく思っています!

このnoteでは、毎月1回活動報告を行い、より多くの方に当事者研究の魅力を伝えたいと考えています。

それでは、6月分の報告スタートです!

#やってみよう当事者研究 の目的

このプロジェクトでsoarが実現したいのは、この当事者研究を「やってみたい!」と思う人が誰でもチャレンジできるようになること。そして、誰かの力を借りながら自分の困りごとに向き合い、研究を続けていく文化を広めること。

生きている誰もがきっとあらゆる困りごとの“当事者”であり、誰もが自分に向き合いながら生きています。だからこそ何かしらの疾患の当事者ではないとしても、当事者研究は誰かの生きる力になるのではないかと考えています。

これまでインターネットでの情報発信やコミュニティ運営と、オフラインでの場づくりの両方に取り組んできたsoarだからこそできることを、実践していきたいと考えています。

活動報告

研究会実施

プロジェクトリリース後、2回目となるオンライン当事者研究会では21名の方にご参加頂きました!

4つのグループにわかれ、参加者それぞれの困りごとを話してもらい、その中から2つを研究していきました。

「テキストメッセージを送るのが苦手」「締切を先延ばしにしてしまう」「お風呂に入るのが嫌い」

など、様々な困りごとがあがりました。

「同じことで悩んでいる仲間がいたんだ!」と思わず強く頷きたくなってしまう困りごとから、「◯◯で困っている人もいるのだな」と新たな気づきを与えてくれるものまで、困りごとの共有の時点ですでに多くの発見がありました。

「自分だけの困りごとだと思っていたが、共感してくれたことが嬉しかった。」
「自分では思いつかなかったアイデアに、新たな気づきがあった」

など、嬉しい感想をいただき、改めて自分ひとりでは思いつかない考えをシェアしあえるのも当事者研究の魅力だと感じています。

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ご参加頂いたみなさんの感想!


コミュニティ

#やってみよう当事者研究 プロジェクトでは、関連イベントの告知や情報共有、ゆくゆくは「私も当事者研究やってみました!」「やってみてこんなことを思った」など、情報や感想を双方向に伝えるプラットフォームを目指して、Facebookコミュニティを運営しています。

現在のご登録者数は163名!一緒に当事者研究を探求したいという方のご参加を引き続きお待ちしています!

▼Facebookの#やってみよう当事者研究コミュニティへの参加はこちら
https://www.facebook.com/groups/soar2020toujisyakenkyu/

また、あわせて不定期のニュースレターでも「#やってみよう当事者研究」プロジェクトの最新情報をお届けしています!

▼ニュースレターの登録はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdkS72TQMz4UqLz7vIriFScTvraGXWkw9-7JjH-OIKp4ZpBvQ/viewform?usp=send_form

soarからのリリース

当事者研究の実践者の取材等、不定期で記事を公開していきます。先月はnoteを中心に月間報告や新たな取組み「公開会議」の開催お知らせを行いました!

-7月2日(木曜日)「#やってみよう当事者研究」 公開会議を開催!

-#やってみよう当事者研究 月間活動報告スタート!(2020年5月編)

「#やってみよう当事者研究」とは?
プロジェクトスタートの経緯や思いはこちらの記事をぜひご覧ください。

-困りごとを仲間と一緒に研究する。「 #やってみよう当事者研究 」プロジェクトはじめます!

反響

SNSでは #やってみよう当事者研究 ハッシュタグをつけて、イベント参加の感想や、当事者研究の記録をみんなが見られるようなムーブメントを起こしていきます。

みなさんの投稿の一部をご紹介!


#やってみよう当事者研究 ハッシュタグツイートまとめはこちら!

このハッシュタグでイベントに参加したり、日々困りごとを研究した際に投稿頂けるとsoar公式アカウントよりRTやいいねを押させていただきます!ぜひ投稿してみてください。

soar内部でも当事者研究!

組織の当事者研究 第2弾 を開催!

6月24日(水)にファシリテーターにNPO法人bond place代表の小笠原祐司さんを迎え、第2回となる「組織の当事者研究」を実施しました!

「組織の当事者研究」とは、スタッフ個人ではなくsoarという組織の困りごとについて、メンバー皆で研究していこうというもの。

前回は「ギリギリまで頑張りすぎちゃうことが多い」「優しさのあまりちょっと無理する」といった困りごとを研究テーマとし、今回はまずはじめにこの1ヶ月でそれぞれが実践した結果を共有しました。
 
「◎◎までやりますね、といった確認がこまめに出来るようになった」「タスク管理方法の見直しなど、他のアプローチによって困ることが減った」など、それぞれが困りごとと向き合い、改善を実感した1ヶ月だったようです。

今回新たに研究テーマとしたのは、「何事も中庸の立場に立ってしまう」「痛いことや悲しみに傷つきやすい」といった困りごと。

「痛みとか悲しみって恐れるものなんだっけ?」といった前提を問い直す意見や、「新たにスタンスを考えていくフェーズなのかも」「成長、変化というより『健やかになる』ことを考えるといいかも」などこれからのsoarのあり方についての意見も出てきました。

最後は小笠原さんの「soarちゃんに声をかけるなら?」という問いかけに答える形でひとまず終えることに。「悩んでる姿も素敵だよ!」「触れにくかったところもみんなとだったら向き合っていけるよ!」など、「soarちゃん」を励ます声が多く出ました。
soarではこれからも組織の困りごとの研究を続けていく予定です!

20200624組織の当事者研究


以上、6月の活動報告でした!たくさんの方に#やってみよう当事者研究を伝えていけるよう、今後も取り組みをお知らせしていきます。ぜひまたご覧いただけたら嬉しいです!

soar事務局スタッフ 岩本晏奈

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