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新守護神はこの投手だった!球団新記録開幕5連勝4試合無失点

開幕三連戦を三連勝で飾ったヤクルトスワローズは4日㈫からバンテリンドームでの対中日三連戦を迎えた。
昨シーズンは開幕三連勝からの三連敗で、今年はどうなるかと心配だったが、中日との2試合を無事に終えとりあえず今はホッとしている。

昨日の  中日−ヤクルト1回戦結果

中日 0−1 ヤクルト   
勝利投手 サイスニード (1勝0敗0S)
セーブ  田口麗斗   (0勝0敗3S)

1日㈯広島戦のときのような投手戦で、終わってみれば6回表村上選手のタイムリーツーベースでの1点を守り切る試合展開だった。

継投は
7回 石山投手
8回 清水投手
ときて
最終回は今シーズンすでに2セーブの田口投手だった。

ネット記事によると、どうやら高津監督は1日・広島戦終了後に“クローザーは田口”と明言していたらしい。
「星なのかな…」という考えもあったが、誰であろうと1番後ろが決まって嬉しい。

田口投手は2021年にトレードで巨人から移籍してきた。
2019,2020年は巨人でリーグ優勝を経験。
2021,2022年はヤクルトで。
田口投手、“一人五連覇”へ向け、この勢いでセーブを重ねていってほしい。


2夜連続の完封リレーも投手陣を休ませる高津采配

続いて中日−ヤクルト2回戦   今日の試合

5回無失点と好投していた先発・高橋投手は6回表に代打を送られ降板となる。
正直観ていて「まだ早くねぇか」と思ったが、この後の継投がまた上手くいく。

6回からマウンドに立った今野投手は回またぎで2回無失点。
8回からの久保投手はヒットと死球で一死1,2塁のピンチを招くも、続いた大西投手が見事な火消しで無失点。
9回を迎えたときにはヤクルトが5点をリードしていたので「誰がくるか…」と思っていると、大西投手続投。
石山投手はブルペン入りせず、清水・田口投手を温存で無失点リレー。

中日 0−5 ヤクルト
勝利投手 高橋奎二 (1勝1敗0S)
セーブ  なし
本塁打  なし


ホームランなしも点の取りかたが良い

今日の2戦目。
初回の2得点は相手ピッチャーが3連続フォアボールをくれたのでラッキーもあったが、追加点が上手く取れていた。

5回表 中日柳投手も好投していてツーアウトとされるも、3人目の打者・今日今シーズン初スタメンの丸山選手がヒットで出塁。
俊足丸山選手はそこから盗塁を成功させ二死2塁。
青木選手フォアボールから、山田選手がセンターへのタイムリーヒットで1点を追加。

6回表 内山選手フォアボールで出塁。中村選手が1球目で送り一死1,2塁。
ここで今シーズンまだ無安打の長岡選手。
「タイムリー出れば目覚めるかも」なんて願っていると、ライトへのタイムリーツーベースで  中0−4ヤ とする。

さらに7回表 青木選手がセンターへのヒットで出塁すると、代走に足のスペシャリスト並木選手。
「走るだろう」と思ってはいても、しっかり盗塁成功はさすがだ。
山田選手三振で一死2塁となり迎えるは4番村上選手。
ライトへのタイムリーヒットで追加点。
中 0−5 ヤ
村上選手、ホームランは今のところ1本だがいつのまにか打率が.333になっている…。
「打率クリアできれば2年連続三冠王がかなり近づく…」なんて今から思ってしまう。

盗塁、好走塁、四球を奪い送りバント、そしてタイムリー。
好守備もあり、観ていて気持ちがいい試合だった。


5戦で2失点 ローテも見えてきた

毎年心配されるヤクルト先発投手陣だが、今年は二桁勝利・規定到達ピッチャー複数人が期待できる。

これまでの5戦、先発したのが
小川・ピーターズ・吉村・サイスニード・高橋投手。
小川・サイスニード・高橋投手は期待通りだが、新外国人ピーターズ投手、ルーキー吉村投手は期待を上回るピッチングだった。

7回石山投手、8回清水投手、9回田口投手
これも数を重ねパターン化され“勝利の方程式”となればかなり熱い。

現在ヤクルト投手陣は25イニング連続無失点と好調だ。
そして、明日の先発マウンドを任されるのは22年目、43歳の大ベテラン石川投手。
今日のソフトバンクの勝利投手、パ・リーグ最年長の和田投手に、球界最年長が続いてほしい。
石川投手の22年連続勝利・184勝目に期待している。

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