セルフおじさん

喋らない営業ほど売れるので、黙り方

「へぇ」「はぁ」「ほー」

モノを売る、異性を口説く。
仕組みは同じ「良いと思えば、ほしくなる」
では人が「良い」と思うポイントってなんでしょう。

答え、そんなものは存在しない。
これが理解できるかどうかで、売れる人と売れない人が決まります。

念押しで一度だけイメージ解説。
僕は焼きそば、オタクはアニメ、ボルダリンガー(?)は壁の出っ張りが好き。
何故って、好きだから。

恋愛や結婚に理由を持ち込む婚活オバサン、アホだと思うでしょう。
裏返せば、理由がなくなれば別れる人間関係って、馬鹿なの?
何となく、好き。だから一緒にいる。


人の評価に理由がないことは、自分に置き換えればご理解頂けると。
ということは、営業マンの説明、男性必死の攻勢。
これに意味はないということです。

長くなってきたので必殺技を。
冒頭の「へぇはぁほー」
これを延々言うだけで、100%売れます。

☆色恋Ver☆ ()内は営業マンVer
僕な、キミのこと好きやねん(今日は掃除機を買ってもらいにきました)
「ありがとう」

せやから、キミとこうして食事できてるの嬉しいねん、ありがとう(吸引力が抜群によくて、売れ筋間違いなしのジキソーソー)
「うん、美味しいね」

ところで、何で今日は来てくれたん?(でも掃除機はご自宅にございますもんね)
「うーん、空いてたから」

ほー(ほー)
「え。えーと、なんか〜」

はぁ(はぁ)
「なんか、ほら、嫌いじゃないし」

へぇ、嬉しいなぁ。
「ほら、関西弁で、なんか楽しそうだし」


って、この論法は絶対売れるけど1時間くらいかかることに気づきました。
こんな感じでたまに質問を挟み、相手のことを聞きます。

そうすると、今の掃除機への不満を話し始めます。
それでもまだまだ「へぇはぁほー」
すると相手は不満、違和感を解決したいとその瞬間だけ思います。

そこで「どうされますか」
対女性なら「一緒に帰ろうか」

こう言えば100%決まります。
新しいものの良さなんて、相手が決めるのです。
その良さは比較対象からしか、生まれないのです。

だとすれば、比較材料を出させまくる「へぇはぁほー」の相槌を繰り返すことが、極めて重要です。

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