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【ネ タ バ レ】【ライブメモ】tacica TIMELINE for “parallel park” at 2024.04.06 柏PALOOZA

TIMELINE for “parallel park”
2024年4月6日(土)@柏PALOOZA
開場17時 / 開演17時半

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

お知らせ:tacicaを追いかけて全国行脚するので、こちらのZINEが欲しいぞ!という方はあらかじめご連絡いただければお持ちします(送料&販売手数料無し)。お問い合わせはTwitter(現X)のDMなど、なんでも大丈夫です!どうぞお気軽にご連絡ください。

〈TIMELINE for “parallel park”〉ツアー日程
01. 4月6日(土)柏PALOOZA
02. 4月14日(日)仙台ROCKATERIA
03. 4月19日(金)岡山YEBISU YA PRO
04. 4月20日(土)福岡INSA FUKUOKA
05. 5月11日(土)梅田Shangri-La
06. 5月12日(日)名古屋Electric Lady Land
07. 5月18日(土)東京キネマ倶楽部


会場周辺について

バンドとしては今年初ライブ。前日の4月5日が結成19周年記念で、さらに中畑さんの50祭への出演も発表された。

東京は曇り。過ごしやすい気候だけど、思っていたよりも肌寒い。でも電車内は暑かったりする。

11時過ぎ、猪狩さんがPALOOZAまでの行き方をインスタライブしていた。それを見ていたのに、完全に真逆の出口を降りてしまい、一瞬迷ってしまった。PALOOZAは改札出て、右!

そのPALOOZAは、2022年のsingularity tourぶり三度目。14時からグッズの先行販売。缶バッジは先行販売時で完売してしまったよう。購入上限の11個買っても3,300円。Tシャツを買うようなものだから、気軽に買ってしまう。1回で7種そろったのは好成績か。コンプしたい。

16:40頃に人が集まり始めた。ミニサイズのコインロッカー(300円)があるけど、開場時間ギリギリだと使わせてくれないので、時間に余裕を持っていくと良い。他に、クロークの用意も。番号を読み上げてくれる安心タイプ。全ライブハウス、この運用にすべき。




以下、ネタバレ















セットリスト ※ネタバレ※

01. ヌーの休日(2008年AL『parallel park』)
02. ゼンマイ(2008年AL『parallel park』)
03. 人間1/2(2008年AL『parallel park』)
04. 黄色いカラス(2008年AL『parallel park』)
05. サカナヒコウ(2008年AL『parallel park』)
06. ウソツキズナミダ(2008年AL『parallel park』)
07. バク(2008年AL『parallel park』)
08. Silent Frog(2008年AL『parallel park』)
09. アースコード(2008年AL『parallel park』)
〜グッズ紹介〜
10. HERO(2007年miniAL『Human Orchestra』)
11. クローバー(2007年miniAL『Human Orchestra』)
12.アシュレー(2007年miniAL『Human Orchestra』)
13. オオカミと月と深い霧(2007年miniAL『Human Orchestra』)
14. 熱帯夜(2007年miniAL『Human Orchestra』)

en01. aranami(2020年Sg)
en02. アロン(2022年AL『singularity』)
en03. ordinary day(2018年Sg)

17:30〜18:25でparallel park、本編は19:03に終わり、全体としては19:28終演。
HEROの行末が気になっていたけど、『Human Orchestra』パートで演奏された。アンコールは珍しく3曲。締めがordinary dayだったのが意外すぎた。

感想など

猪狩さん、ニールヤングの黒のTシャツ、黒のパンツ。小西さん、赤キャップ、黒系で重ね着、デニム。中畑さんのヘアカラーがハイライトにエメラルドグリーンが入っていてとても素敵だった。

いつもは入場用のSEがあるけど、今回は開演時間ぴったりになると無音で3人が入場。ヌーの休日の演奏が始まると、おおぉぉぉツアー始まったぞーーー!とじわじわ実感した。

黄色いカラス。変態的な曲だ!(褒めてる)って改めて思った。ベースとドラムだけで歌うときに、猪狩さんの両手が手持ち無沙汰になってるのかわいかった。純粋に3人の鳴らしてる音だけで構成されてるのすごい。こぶしが最高。

ウソツキズナミダ。今回のライブでめっちゃ好きになった。90年代後半、あるいはゼロ年代前半のJ-POPをソコハカとなく彷彿とさせて、とてもいい。一周まわって最近の若手バンドが歌っていそう。歌詞もtacicaとしては珍しく、ドストレートな恋の歌?

バク。わりとよく演奏されるので、手慣れ感、磨き抜かれている感がこれまたかっこよかった。

Silent Frog。小西さんと中畑さんがフゥーとコーラスしてて素敵だった。弾き語りで歌ってくれたりもするけど、バンドバージョンもいい。

あっというまに、アースコード。締め曲ポジションなので、まだまだ続くのが不思議な感じ。アウトロはいつだってずーっと聴いていたくなる。

本編ラストは熱帯夜。アウトロが追加されていた!!! 即興っぽいギターソロがあってうぉぉぉおおってなった。

アンコールがどれも意外だった。aranamiってこういうときにあまり選ばれないような気がするし、まさかのアロン(もはや定番曲か)に、ラストは超意外のordinary day。アコギを抱えたので人間賛歌あたりかと思った。ordinary dayはここのところ弾き語りでも欠かさないので猪狩さん的に想いがあるのだろう。

ギターチェンジの回数がいつもより少なかった気がする。アコギ入れて4本か。

MCのメモ

MC冒頭で、19周年について触れ、じぶんたちでは特別に意識してるわけじゃない。10周年すぎたあたりから小刻みに祝うようになった。聴いてくれる人たちがいるから続けてこれている、と猪狩さん。

リハなどを通じて『parallel park』をレコーディングしていたころを思い出すそうで、当時、一週間ほど缶詰になって制作、ミックスの待ち時間を使ってバイオパークやDHCの施設に行ったことを思い出したそう(伊豆だろうか……?)。

「ぜんぜん古くないよね。なんならこれまでも新旧織り交ぜてやってるから聴いたことある曲多かったでしょ。今日これじゃない、ってならなかった?大丈夫?」などという発言にめっちゃ笑った。

「最近花粉が調子いい。明日からヒノキが始まるんでしょ。僕はヒノキないので、ヒノキの人、ガ ン バ ッ テ!」とどこか勝ち誇ったふうな猪狩さん。でも、ツアー開始とともに花粉終わってよかった!

初期の頃は知識がなかったゆえに、コード進行とかが無茶してる。でもそういうのも大切だよなと思った、と猪狩さん。昨年『YUGE』のときに話していた“ディスコード”というやつだろうか。

小西さんがグッズ紹介で、コーチジャケットとロンTの二つを指して“セットアップ”と紹介しており、猪狩さん的にはそこがとても気になったようで激しく突っ込んでいた。

小西さんがたぬきちしおりについて、「俺ももらったけどかわいかったです」と話すと、猪狩さんが食い気味に「どっちが??しおりが?たぬきちが?」と問いただし、「た、たぬきち」と答えると、猪狩さんは満足げ。猪狩さんのたぬきちへの愛。小西さんの猪狩さん(とたぬきち)への愛。そこには、いろんな愛があった。

またさらに、猪狩さんがたぬきちTシャツ着てるお客さんを発見。「かわいいよね」と、しみじみとやさしい眼差し、声色で語ってて、それもまた愛だった。

最後に猪狩さんが、「残り6公演、全箇所で会えるのを楽しみにしてます!」とさらっと圧をかけてて、ふふっとなった。 


ガーゼタオル、缶バッジ、レザーキーホルダー
FROGとTAPIRの順番がキニナル……
たぬきちがかわいい、たぬきちしおり


新幹線でおいしいビールが飲みたい!