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【ライブメモ】tacica TIMELINE for “parallel park” at 2024.05.12 名古屋Electric Lady Land

TIMELINE for “parallel park”
2024年5月12日(日)@名古屋Electric Lady Land
開場17時 / 開演17時半

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

〈TIMELINE for “parallel park”〉ツアー日程
01. 4月6日(土)柏PALOOZA
02. 4月14日(日)仙台ROCKATERIA
03. 4月19日(金)岡山YEBISU YA PRO
04. 4月20日(土)福岡INSA FUKUOKA
05. 5月11日(土)梅田Shangri-La
06. 5月12日(日)名古屋Electric Lady Land
07. 5月18日(土)東京キネマ倶楽部


会場周辺について

くもり。夜は雨予報。暑かった昨日とは打って変わって過ごしやすい気候。夕方は、ポツポツと雨が降ったり止んだり。

ライブハウス前の歩道に、アルファベットごとに待機。番号が呼び上げられ、順次入場。

ELLは段差で高くなったところで見る人もいるので、番号のわりには意外と前方が狙えたりする。そして来るたびに、背面の壁一面から天井にかけて敷き詰められた照明の多さにぎょっとする。

セットリスト

01. ヌーの休日(2008年AL『parallel park』)
02. ゼンマイ(2008年AL『parallel park』)
03. 人間1/2(2008年AL『parallel park』)
04. 黄色いカラス(2008年AL『parallel park』)
05. サカナヒコウ(2008年AL『parallel park』)
06. ウソツキズナミダ(2008年AL『parallel park』)
07. バク(2008年AL『parallel park』)
08. Silent Frog(2008年AL『parallel park』)
09. アースコード(2008年AL『parallel park』)
〜グッズ紹介〜
10. HERO(2007年miniAL『Human Orchestra』)
11. クローバー(2007年miniAL『Human Orchestra』)
12.アシュレー(2007年miniAL『Human Orchestra』)
13. オオカミと月と深い霧(2007年miniAL『Human Orchestra』)
14. 熱帯夜(2007年miniAL『Human Orchestra』)

en01. aranami(2020年Sg)
en02. 不死身のうた(2011年AL『sheeptown ALASCA』)
en03. ordinary day(2018年Sg)

17:30開演、19:03本編終了、19:29終演。

感想など

猪狩さん、上下黒、コンバース的なやつ。小西さん、白のロンTにヘルシーの黒T、三角マークのキャップ、デニム、ブーツ。

黄色いカラスの猪狩さんのこぶしが過去イチ好きだった。

オーロラの話題。「磁場の影響、Suicaとか大丈夫だった?」と始まり、地元・北海道の士別市から20分くらいのところで観測されたらしいと猪狩さんが話すと、珍しく小西さんが「補足いいですか」と許可を求めるも、猪狩さんは「だめ」と、何度も何度も首を振って拒否。戸惑う小西さん。中畑さんも猪狩さんに乗っかって、「ワン・ツー」と演奏を始めようとしたりする戯れがあった。結局話させてくれて、「士別でも見れたらしいね」ということで、猪狩さんは「そりゃ20分くらいの距離で、同じ空の下だから見えるだろうね」とJ-POPみたいなフレーズとともにあしらっていた。

サカナヒコウで、小さく点滅するスポットライトが猪狩さんに当たってて、水面にキラキラと反射する光のようで素敵だった。

ウソツキズナミダの出だしで小西さんの音が出てなかった?ようで、三人顔を見合わせてニヤリとしていた(そのあとのMCでも言及)。猪狩さんも第一声目をごまかして?歌ってたような。青と黄色の照明がかわいらしくて、手拍子に深く深く頷く猪狩さんもよかった。

グッズ紹介で小西さんが、「レザーブックマーク、革のしおり」と発言して、英語で言ってそのまま日本語で言ったことに対して、猪狩さんも中畑さんも会場も大爆笑し、小西さんみずからもハマって大笑い。顔も真っ赤だった。「太陽フレアの影響がまさかこんな身近なところに。注意してませんでした」と猪狩さん。「ordinary day ~平凡な日常~」といったワードが生み出されたりして最高に笑った。

そのあとのMCで、猪狩さんが「すみません、すみません」と二度続けて言ったことに対して、中畑さんが「そこは、“I'm Sorry ~すみません~”のほうがよかったかもね」と指摘していてさすがだった。

ガーゼタオルを紹介したときに、客席から「売り切れちゃった〜」との声にがあがり、それに対して小西さんは「がんばります」(??)と答えていた。

HEROでは真後ろから光を当てて逆光にする演出。この王道のスタイルが、この曲にぴったりだった。映えまくっていた。

オオカミと月と深い霧は黄緑やターコイズ、オレンジといった中間色が多くて森っぽさを感じた。

熱帯夜の最初の間奏で、猪狩さんが小西さんを見ながら、極限まで小さく弦をはじくやつが、セッションみがあってよかった。

アンコール1曲目のaranamiが嬉しかった。parallel park目当てで来てご無沙汰だった人にも今のtacicaの格好良さが届いているといいな。

猪狩さんがこれからもバンドは続けていくつもりだから来たいときにまた来てくれたらいいと言ってくれて、希望だと思った。

そのMCの流れからだったか、ふと「実際、(バンド活動を)何歳までできるんだろうね?」と猪狩さんがつぶやくと、小西さんは「(ローリング)ストーンズいるしね〜」と答え、猪狩さんが中畑さんに視線を向けると「やめなければいいんじゃない」と本質を突く回答が。かっこいい。

「アルバム作ってます。まだできてません。宣言しないといつまでもいじってしまって終わらないので。また近いうちに来るんで、みんなも来るって確約してください。……それは冗談で、また来たいなと思ったら来てね。来週の東京ファイナルでまたお会いしましょう」と猪狩さんのMCがあったとおり、翌週のツアーファイナル・東京公演で、この晩夏にTIMELINE for ”HOMELAND 11 blues”が開催されることが発表された。

びっくりドンキーで飲酒した、北海道がらみのおビール。


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