見出し画像

【ライブメモ】tacica TIMELINE for “parallel park” at 2024.05.11 梅田Shangri-La

TIMELINE for “parallel park”
2024年5月11日(土)@梅田Shangri-La
開場17時 / 開演17時半

サポートミュージシャン
Drum : 中畑大樹

〈TIMELINE for “parallel park”〉ツアー日程
01. 4月6日(土)柏PALOOZA
02. 4月14日(日)仙台ROCKATERIA
03. 4月19日(金)岡山YEBISU YA PRO
04. 4月20日(土)福岡INSA FUKUOKA
05. 5月11日(土)梅田Shangri-La
06. 5月12日(日)名古屋Electric Lady Land
07. 5月18日(土)東京キネマ倶楽部


会場周辺について

快晴で、上着のいらない夏日。ツアーとしては半月ほど空いたので、なんだか初めての心地がした。

開場時間10分くらい前にスタッフさんによる整列。番号ごとにざっくりブロックで待機し、入場時は番号を読み上げるタイプ。安心感がある。



セットリスト

01. ヌーの休日(2008年AL『parallel park』)
02. ゼンマイ(2008年AL『parallel park』)
03. 人間1/2(2008年AL『parallel park』)
04. 黄色いカラス(2008年AL『parallel park』)
05. サカナヒコウ(2008年AL『parallel park』)
06. ウソツキズナミダ(2008年AL『parallel park』)
07. バク(2008年AL『parallel park』)
08. Silent Frog(2008年AL『parallel park』)
09. アースコード(2008年AL『parallel park』)
〜グッズ紹介〜
10. HERO(2007年miniAL『Human Orchestra』)
11. クローバー(2007年miniAL『Human Orchestra』)
12.アシュレー(2007年miniAL『Human Orchestra』)
13. オオカミと月と深い霧(2007年miniAL『Human Orchestra』)
14. 熱帯夜(2007年miniAL『Human Orchestra』)

en01. アロン(2022年AL『singularity』)
en02. 某鬣犬(2009年AL『jacaranda』)
en03. 荒野を行く(2023年miniAL『YUGE』)

17:30開演、18:59本編終了、19:23終演。

感想など

猪狩さんの服装は、上下黒。小西さん、ツアーグッズ白のロンT。

人間1/2の時点でもう大満足。さらりと演奏してしまう三人が強い。

サカナヒコウオオカミと月と深い霧は、ブルーの照明にされがち。

Silent Frogは猪狩さんの声の良さを再認識する曲。

アースコードがやっぱり最高で、間奏のギターの音色が超好きなんだ!ってことを認識した。

このツアーで感じたのは、アルバム『parallel park』のバランスの良さ。ハードな曲もミディアムナンバーもどちらもあってちょうどいい。

グッズ紹介で、小西さんに向けて客席から「かわい〜」の声が。食い気味に「ありがとうございます!」と答える場面が。

猪狩さんのMCでは、「くだらない話したいよね」とつぶやいて、思い出したかのように「ドライヤーの話していいですか」と始まった。曰く、泊まっていたホテルのドライヤーの風量も温度もちょうど良くって、「これ、すごくいい!」と思って型番を見たら、いま家で使っているやつと同じで、なんなら以前、同じ場所で(?)使って、いいなと思って買ったやつだったことが判明した、という話。中畑さんから、「型番じゃなくて見た時点でわかるんじゃないの〜?」などとツッコミを受けていた。くだらない話、というより怖い話だった。

あと、「北海道でオーロラが見えるかも?Suicaとか使えなくなるかもしれないみたいだね」という話題も。

ギターなど弦楽器のイベント『サウンドメッセ』がこの週末に開催らしく、前回のツアーでも開催していたので、「きっと誰かが当ててるね」。

オオカミと月と深い霧に切実さを感じた。

なるやんさんのギターを抱えて始まったのは、アロン。間奏のパートは完全に三人のバトルで、すさまじかった。

アンコール3曲目の荒野を行くの前に、猪狩さんがさささと退席。その間、中畑さんがドラムソロでつなぐという場面も。

荒野を行くがしみた。多様性と呼ばれる時代、生きにくさ、足りないものーーそんなことが駆け巡った。曲の終わりに、強いまっすぐなライトが全開で光に溢れていてうるっときた。


新幹線でおいしいビールが飲みたい!