誰かと結婚なんてしないでさよならだけして

わたしの恋の備忘録！
大恥！黒歴史！「最悪」の消化をさせてください！

「今なにしてる？」
忘れもしない。
突然きたインスタのDMに、「人違い？」なんて軽口叩きながら足バタバタさせて喜んでいたかわいいわたしがいました。
淡い期待を抱きつつも、当時彼氏がいましたし、ちょっと仲良くなれたら15歳のわたしが浮かばれるな、なんて、そんな程度でした。

年に1回か2回やり取りをするなかで、はじめて会う機会が設けられたのは2年近く経ったころでした。
この日のデートが、私は今でも超えられないなあ。
どんな会話したかも覚えてないけど、楽しかった記憶だけがある。それは私だけじゃなくて、たぶん彼もそう思っていてくれて。
けれど恋というのは上手くいかないものですね。彼が2週間後に、1年間留学に行くことが決まっていた。ま、別に期待してないし、なんて心に嘘をついた。

たぶん、この時点で、楽しかった思い出で、留めておくべきだったのかもしれない。

留学から帰ってきて、もちろん会いました。何回か会いました。
たぶん、ここで、期待しすぎてしまった。
もうとっくにあなたの掌の上にいましたけど、もう少し、もう少しだけ手に入らない女を演じるべきだった。でも、あなたも明らかに態度を変えてきましたよね。2回目に、私は何か失敗しましたか？ 1回目会ったときはあなたにも絶対にすきの感情があったのに、3回目にはそれがなくなっていた。

愛はともかく、数回会っただけの時点で冷められたら恋なんてどうにもならないと思っているので、私は関係性を明確にさせました。

4回目に会うことは2度とありませんでした。

きっぱりフラれないと、次に行けないと思ったから。だから関係性を明確にさせたかった。だから後悔してない。次に進むために必要だった。

でもさ、

でもさあ。

あなたのこと、本当に好きだったよ。
好きになれるひと、信頼できるひと、恋人になるひと。この先色んな人と出会うけど、たぶん、あなた以上にタイプな人、この先現れないよ。

だって！
だって！！
15歳のわたしの初恋だったから！！！ほんっとに誰にも言わずに閉まっておいた初恋をウン年ぶりに本人にぶち壊されて、もう、わたしの心はボロボロだよ！！！！！！！！！

踊り子も革命前夜も光の方へもぜんぶぜんぶトラウマだよ！！！！！！

でも1番最悪なのはやっぱりわたしなんですよね。
酔っ払ったときに甘えたくなるのはあなたです。
心細くなったときに思い出すのはあなたとの会話です。誰かとデートしても、思い出すのはあなたといた時の楽しさです。ときめきです。
SNSで検索したら、もっともっと私好みの服装をされてらっしゃって本当に困ります。

次に行きたいと思いつつ、あなたに女の子の影が見えたら、私まだ立ち直れない。
だからもうちょっと待って。お願い。

誰かと結婚なんてしないでさよならだけして。

またこの歌詞が響くようになってしまって、つらいね。またね。