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承認欲求ではなく、貢献感
「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」を読んだ。アドラー心理学について書かれた本だ
共感できる、そうなりたいと思うこともたくさんあったが、共感できない、これは違うなとか無理だなとかも、たくさんあった内容だった。ほめもしない、叱りもしないと言う部分は理屈はなんとなく理解しつつも、すんなり受け入れることはできなかった。
こんな感じでいろいろなことを考えさせてくれる本だが、特にそうなりたいと思ったのは承認欲求の否定と貢献感と言う考え方だ。
貢献感とは「他人に貢献している、他人の役に立っていると主観で思うこと」そして、この貢献感を持てば人は幸せになれるとのこと。
この、主観というのが大事なところだ。アドラーいわく、他人に感謝されるとか、承認されるのは他人の問題であって、そこを目指すと他人にあわせるようになり、他人に支配されてしまう。だから、主観で他人に貢献したと思うことが大事だと。
僕は仕事のスタンスとして、自責を持って能動的に取り組みたいと思っている。しかし、実際は様々な事に忙殺され、受け身になり、めんどくさいと思ってしまう。
でも、この貢献感と言う言葉を知ったとき、自責を持って能動的にやれば貢献感を得られるのではないか、そして少しずつ成長できるのではないかと思えた。
これは、仕事だけでなくこの書いているnoteもそうだ。
でも実際は、スキをもらうと嬉しいし、読んでもらうと嬉しい。なんなら、承認してもらうとものすごく嬉しいので、承認欲求には勝てないのかもしれない。