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逆ヒッチハイク→骨折メイク!→ヒッチハイク

 今から13年前、僕がスノーボードを始めた年の

 話です。

 当時高校生でスノーボードを買う為に冬に向け

 スーパーでバイトをしてお金を貯めていました

 スノーボードを一式揃えるとなると

 20万以上するんですね

 結局、全てを新品で買うだけのお金は貯まらず

 ショップライダーのお下がりのボードを中古で

 譲ってもらい

 ウエアやグローブなどは新品で買うことが

 できました。

 それにプラスして、家から車で1時間程の

 スキー場のシーズン券も買いました!


 これで思う存分ボードが出来ると

 テンションマックス状態でした

 車は先輩が持っていたので一緒に連れてって

 もらったり

 親に送ってもらったりしてました。


 しかしある休日、天気は快晴

 誰も一緒に行く人がいない!

 どうしても滑りたい

 

 チャリで行けば良いか  と

 ウエアを着て、ブーツを履いて、板を背負って

 家を出ました。

 今思うとかなり笑えた格好でした。

 実際スキー場に着くまでにかなり笑われて

 いました

 僕はそんな周りよりも、滑りたいが勝っていたん

 ですね


 麓まで3時間はかかったと思います。

 そこで1台の車が止まり

 「にぃちゃん、スキー場行くんったら

            乗ってけー」

 と、気の良いおっちゃんが僕を拾ってくれました

 

 「気合入っとるのー!」

 なんとチャリごとスキー場まで

 乗せていってくれたんですよ!

 中々居ないですよね

 その日は夢中で滑り

 結局ナイターラストまで滑りました

 

 途中怪我した時点で帰れば良かったものの、、

 その怪我が骨折だったんですよ

 

 チャリで来たことも忘れていました

 完全にアホですね

 ナイターも終わり

 ロビーをでて、そこに止まっているチャリをみて

 唖然としました。

 しかもブレーキは凍って動きません

 どうしようか考えていると

 そこにお姉さんが来て

  「どうしたの?」

 事情を説明したところ

 「家まで送ってあげるから乗ってきな」

 と家まで送ってもらい

 家にたどり着く事ができました。

 

 

 その日は、

 本当に色んな方に迷惑をかけてしまい

 助けられ

 未熟だったなと、、勢いだけというのは

 怖いですね

 

 今でもあの日の事は脳裏に焼きついていて

 本当にあの日の皆さまに感謝します。

 

 

 あれから僕も人助けを学ばさせてもらいました

 この場をかりて

 

 本当にありがとうございました。

 

 

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