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【ひとりごと】あの青春を再びー

 どうも皆様、お久しぶりでございます。

 なんと一ヶ月以上もnoteをサボっちゃっていました。今回はそのサボってしまった経緯や3月に何をしていたかについてお話しできれば良いな、と思っています。

 要約すると、タイトルにある通り自分に青春が返ってきたという内容です。とても充実した一ヶ月でした。

 あの青春を再びー。

 話はおよそ一年前に遡ります。


 2021年2月27日。ポケモンの日。ゲーム・ポケモンシリーズの第一作『ポケットモンスター赤・緑』が発売された日に準えて、そう呼ばれています。

 毎年、この日には株式会社ポケモンによる新作発表動画『ポケモンダイレクト』がYouTubeにアップされます。当時、僕は受験も既に終えていたので、ゆったりとした気持ちでスマホの画面を見ていました。

 僕もかつてはポケモントレーナーでした。

 小学二年生の頃、クリスマスプレゼントとしてニンテンドー・DSとソフト『ポケットモンスター ブラック』をもらいました。それが自分が初めて手にしたゲーム機にして初めてのポケモンでした。

 その後も『ポケットモンスター X』『ポケットモンスター ムーン』と、ゲームハードがDSから3DSに変わっても新作が出るたびにプレイしていました。

 しかしハードが3DSからSWITCHに移り変わったとき、当時高校受験を控えていたり高校入学後も自身の勉強に追われたりで新作をプレイすることはもちろん、SWITCHを買うことすら叶っていませんでした。

 僕がゲームのポケモンから離れている間、SWITCHで新作のポケモンが発売されました。高画質で、広大なマップ。勉強の休憩がてらに心躍るゲーム実況を見ることだけで、ポケモンを楽しんでいました。たとえゲームを卒業していてもポケモンは大好きなままだったのです。

 しかし大学受験を終えて迎えたポケモンの日。

 巷では本編『ポケットモンスター』シリーズの新作が来るのではないか、と噂されていました。その噂されていた新作は最高傑作と謳われたシリーズ『ポケットモンスター ダイヤモンド / パール』のリメイク。

 大学も合格しているわけだし、もしもこの新作が発表されたらポケモントレーナーを復帰しようかな、とも考えていました。

 そして始まる『ポケモンダイレクト』。

 今までに発売された『ポケットモンスター』シリーズのパッケージが最新作から順番に遡っていき、『ポケットモンスター ダイヤモンド / パール』で止まり、画面はブラックアウト。

 コメント欄も「リメイクだ!」「待ってました!」いう言葉で溢れる。

 画面に現れた文字は『あの輝きを再びー』。

 気分は最高潮。ついに来た、と鳥肌が立ちました。

 画面が切り替わり、プレイ映像へ。

 立った鳥肌が収まりました。

 過去最高の売り上げだった前作は高画質で広大なマップ。まさにポケモンの新世代とも言える作品でした。

 その作品の次がこれか、と残念で仕方がありませんでした。

 二頭身のキャラクター、スマホゲームにも劣るようなグラフィック。「ドット時代を思い出せて良い」という意見もありましたが、批判の方が多かったように思います。僕も後者の方でした。案の定SNSでは荒れに荒れまくり、炎上していました。

 結果、大きな修正はないまま冬にリリースされました。僕はと言うと、結局ポケモントレーナー復帰をすることはありませんでした。

 とはいえ、それでポケモンを嫌いになったわけではありません。

 2022年2月27日。今年の『ポケモンダイレクト』も楽しみにしていました。

 予定されていた14分ほどの新作発表を終え、「ご視聴ありがとうございました」という挨拶。特に気になる新作ゲームはなく、主な内容は過去作のアップデートなどでした。さて、ご飯でも食べるかと画面から目を離そうと思った瞬間です。


「それでは、最後にこの映像をご覧ください」


 上げかけた腰が再び椅子に戻ります。

 始まった映像は夜のゲームフリーク社(主にポケモンゲームを開発する会社)内を徘徊する警備員の実写映像。警備員が光る扉を開けると、その先には雑多に物が散乱している、探偵の事務所のような部屋。

 実写映画か? 全く新しいポケモンのゲームなのか? とコメント欄は予想で溢れました。

 部屋を散策する警備員。ホワイトアウトする画面。

 次に流された映像は美しい青空と、不思議な雰囲気が漂う街。

 草原を駆けるポケモンたち。大空を羽ばたくポケモンたち。

 試聴していた人たちは間違いなく全員が察していたと思います。映像の最後にはそれを裏付けるように、

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

 というタイトルロゴが表示されます。

 そうです。初代『赤・緑』から続く本編『ポケットモンスター』シリーズの最新作だったのです。

 あまりの興奮に鳥肌が立ったのはもちろん、自分でも驚いたのは涙が溢れてきたことです。

 そうだ、求めていたのはこの興奮だ。

 そうだ、自分はこんなにもポケモンというコンテンツが大好きだったんだ。

 ゲームハードはもちろんニンテンドー・SWITCH。

 発売予定は冬。それに備え、僕は次の日には最寄りのTSUTAYAでSWITCHと一つ前の作品『ポケットモンスター ソード』を購入。

 2019年と少し前に発売したソフトであるにも関わらず、久しぶりにポケモンをプレイしたことでまた涙が込み上げてきます。


 というわけで、小説も手につかなくなるほど3月はポケモンに明け暮れていたわけです。

 プレイペースも落ち着いてきたので、note・小説の執筆を再開していこうかな、という次第です。

 これからまた改めてよろしくお願いします。

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