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【読書ノート】神様ゲーム (麻耶 雄嵩 著 講談社)

オリオン書房の怪談関連エリアで紹介されていて、以前から気になっていた本。図書館で借りて読んでみました。

自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは? 神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。そして、鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は転校生を信じるべきか、疑うべきか?

Amazonサイトより

表紙を開くと

「これはトイレ掃除を通じて、小学生と神様の心の交流を描いたお話です。ー麻耶 雄嵩 」

とあるのですが、、読み終わったあとに、これを見ると

「イヤイヤイヤ、違うでしょ、このコメントが怖いわ~」

という感じです・・これ、児童書とはとても思えないですが・・

怪談でいうと「厭怪」に分類されるような話。ラストの解釈は読者に委ねられている、とても嫌~な後味の悪いストーリーでしたが、「厭怪」好きとしては、とても面白かったです。

次は、これを読んでみようかな


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