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広告枠の販売をtoCに切り替えてUGC化してしまった

一般に広告というのは企業が消費者に向けて打つものですが、一方ファンによるブログなどはUGC(User Generated Contents:ユーザーが作ったコンテンツ)と言われます。広告をファン=一般消費者に販売し、そこでコンテンツを作ってもらうというのは、ある意味企業向けの広告枠を消費者のブログに開放するようなもの。この逆転の発想はユニークです。

「推し応援広告」、JR東日本が提供開始

応援広告に参加できる「推しSta!」サービス

JR東日本は、推し活の一環としてファンがアーティストのポスター広告を支援できる「推しSta!」を展開しています。ファンが一口単位で出資し、ポスターに自身のニックネームを入れることができるこのサービスは、応援広告への参加のハードルを下げ、ファンが推しの認知度を高める楽しみを提供します。

広告掲出によるファン体験

「推しSta!」は、ファンが広告を掲出する体験そのものを楽しむ形を目指しています。特定の駅にポスターが掲出されることで、ファンは現地を訪れ、写真を撮るなどのイベント感を味わうことができます。JR東日本は、この新たな体験型マーケティングで消費者と深い結びつきを築こうとしています。

クラウドファンディング感覚の応援広告

このサービスは、1口1万円程度から参加可能で、ファンはクラウドファンディング感覚で広告掲出に貢献できます。また、オフィシャル画像を使用できるため、安心して出資し、推しを応援できるのも大きな魅力です。


☝️この記事はDiscordコミュニティ「Marketing New Wave」の投稿の引用です。ご興味がある方は、ぜひ「Marketing New Wave」にご参加ください。

#推し活 #応援広告 #推しSta #JR東日本 #ファン支援 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83256850V00C24A9H98A00/

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